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北宮阿蘇神社

菊池市北宮に鎮座する旧郷社です。

北宮阿蘇神社1

所在地:熊本県菊池市北宮
御祭神:国造速瓶玉命(阿蘇神)
菊池の最初の本城のあった深川から少し上流の菊池川沿いに、第17代菊池武朝公(一説では第16代武政公)が勧請したといわれる。征西将軍懐良(かねなが)親王が指揮を執られた際使用されたと伝えられる軍配扇が残っています。

北宮阿蘇神社2

北宮阿蘇神社

天授4年(1378年)、菊池氏16代菊池武政が阿蘇大明神を勧請(17代武朝勧請の説有り)し、菊池の郷社として創建された神社です。天正7年(1579年)、本殿と拝殿は嶋津軍により大きな被害を受けましたが、楼門は災禍を逃れています。また社宝として納められている木造男女神坐像は県指定、伝征西将軍宮軍配扇は市の指定文化財となっています。(現地案内板より)

北宮阿蘇神社3

拝殿

北宮阿蘇神社4

北宮阿蘇神社5

拝殿と本殿

北宮阿蘇神社6

北宮阿蘇神社7

北宮阿蘇神社8

北宮阿蘇神社9

北宮阿蘇神社御鎮座 六百五十年祭記念碑

北宮阿蘇神社10

白龍神輿庫

所在地:熊本県菊池市隈府
菊池物産館の近くにあります。 毎年8月上旬に行われる菊池白龍まつりでは、白龍伝説を再現して、全長50m、重量約500kgの巨大白龍が街を練り歩きます。その時の白龍を納めている神輿庫です。

北宮阿蘇神社11

菊池白龍伝説

【伝説1】
1070年(慈久2年)、関白藤原道隆を租と仰ぐ藤原則隆が大宰府から新しい領主として菊池に参られました。その時、こんこんと綺麗な水の沸く池の名かから白龍が現れ、則隆公を歓迎いたしました。幸せを呼ぶ吉兆龍である白龍のお出迎えに、深く感動された則隆公は、名前を菊池と名乗り、初代菊池氏となりました。
【伝説2】
1950年頃、当時商工会会長であった村川信彦氏の夢枕に美しい白龍が現れ、その子ども龍がもうもうと立ち込める湯けむりの中で戯れてました。村川氏はこの夢を温泉湧出のお告げと神事、見事温泉を掘り当てられました。
 菊池においてこれらの白龍伝説は他にもたくさんございます。龍の中でも白龍は、幸せを呼ぶとされる吉兆龍であり菊池が豊かになる予兆として、事あるごとに現れ菊池を幸せへと導いてくれています。
 毎年八月上旬に行われる「きくち夏まつり」では、白龍伝説を再現して、全長50m、重量約500kgの「巨大白龍」と「子白龍」が街を練り歩きます。そのほか森台イベントなどが行われ、クライマックスには、間近で見れる大花火大会があります。幸せを呼ぶ巨大白龍、それを担ぐ勇ましい男達と間近で仰ぐ大花火。菊池の夏に欠かせない一大イベントとなっております。(現地案内板より)


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