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伊倉南八幡宮

伊倉八幡宮は、道を挟んできた八幡宮と南八幡宮が鎮座している、全国的にも珍しい神社です。こちらは、南に鎮座する伊倉南八幡宮です。

伊倉南八幡宮1

所在地:熊本県玉名市宮原701
創建:和銅2年(709年)
御祭神:応神天皇・神功皇后
併祀:仲哀天皇・健磐龍命・宗像大神
例大祭:春(4月)・秋(10月)に勇壮な馬追接頭と金糸銀糸の華やかな着物に身を包んだねり嫁行列が華を添えます。祭りを担当する接頭家は、1年毎の輪番です。その家に、神様が現世を行き来するための場所である勧請棚が設けられ、神を招き入れる厳かな神事が執り行われます。接頭親子を乗せた馬が町を歩き、境内の石段を一気に駆け上がれるか否かで、その年の五穀豊穣を占うのが馬追接頭です。

伊倉南八幡宮2

伊倉南八幡宮3

仁王像阿形

伊倉南八幡宮4

仁王像吽形

伊倉南八幡宮5

楼門

伊倉南八幡宮6

楼門

伊倉南八幡宮7

楼門の扁額

伊倉南八幡宮8

楼門

伊倉南八幡宮9

伊倉南八幡宮の大樟

玉名市指定天然記念物 昭和46年1月11日指定
 この大樟は樹齢400年以上、幹の太さ目通り7.8m、高さ36mの大木で、高さ8mの位置で数本の太枝に分かれ、東西33m、南北25mに広がっている。
 古来「雷神木」と称され、江戸時代には一つの社殿として取り扱われ、社殿の棟数に加えられていた。また、御用船の用材の条件にかなう大木であったが、神木であったため除外された。
 また、「郷社伊倉南八幡宮由緒記」によると、明治10年の西南の役に際して、ご神体をひそかにこの大樟の上枝に奉遷して戦禍を免れた。
 なお、この神木には精霊が宿っていると伝えられ大切に取り扱われている。
平成9年3月 玉名市教育委員会 (現地案内板より)

伊倉南八幡宮10

鳥居

伊倉南八幡宮11

石造狛犬阿形

伊倉南八幡宮12

石造狛犬吽形

伊倉南八幡宮13

石造狛犬阿形

伊倉南八幡宮14

石造狛犬吽形

伊倉南八幡宮15

木造狛犬阿形

伊倉南八幡宮16

木造狛犬吽形

伊倉南八幡宮17

狛犬阿形

伊倉南八幡宮18

狛犬吽形

伊倉南八幡宮19


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