松合の白壁土蔵
今も残る白壁土蔵造りの屋並み。路地の向こうに不知火の海がかすみ、天草の島々が浮かぶ。松合の町並みは歴史を秘めた町並みです。
不知火町松合ビジターセンター
所在地:熊本県宇城市不知火町松合141番地
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日・木曜日(ただし祝日の場合は翌日)・12/28~1/4
散策のアドバイスや昔の話なども聞ける、「旅人の相談所」です。
不知火町松合ビジターセンター
鏝絵
鳥居の隣
太陽と雲の鏝絵
なまこ壁
土蔵造建築は腰壁が一番痛みやすい。この腰壁を補強するために、海鼠壁(なまこかべ)が多く使われています。海鼠壁は平瓦を腰壁に竹釘で張り付け、その継ぎ目(目地)に漆喰を盛り上げて塗り込む工法で、その目地漆喰の形が海鼠(なまこ)に似ている、ということからこの名が付いたと言われています。海鼠壁は美観も重視され、瓦の張り方やデザインには様々な工夫がなされています。(松合パンフレットより)
阿波屋
松合は藩政時代には、松合千軒とうたわれた細川藩随一の漁港で、酒造業も盛んであった。維新後も、天草・島原や遠く五島・北薩からも魚が運ばれて来て、港は出船千艘、入船千百艘と称される賑わいを呈した。
今も残る白壁・土蔵造りの屋並みは、その当時の繁栄の面影を偲ばせるものである。
路地の向こうに不知火の海がかすみ、天草の島々が浮かぶ。海老と蟹とみかん、松合は歴史を秘めた白壁の町である。(松合の栞より)
赤煉瓦
松合は古くから醸造の町として栄えてきました。酒造りから、味噌やしょうゆなど生活に密着したものも多く、今でも造り続けられています。
赤煉瓦
ポンプ
ポンプ
路地
路地
花
花
とまんなっせ 働正画
働正の画、えびが描かれています。
働正は、熊本県出身(1934年~1996年)の画家です。1960年代前半、前衛美術家集団「九州派」にて活躍しました。1965年より、大牟田市にて児童美術教育に携わりました。主な著書に「小さなポケット」「海にねむる龍」などがあります。
働正画 かに
松合は、えびとかにとみかんの町です。