願成寺
願成寺(がんじょうじ)は、相良氏初代の創建で、開山は遠江国常福寺から伴った弘秀上人です。
所在地:熊本県人吉市願成寺町956
現在の本堂は、大正11年建立です。
軒下の彫刻
扁額
おみくじ
鐘楼
石造七重塔
本塔は台礎石上に軸石と屋根石を別石で積み上げる間層式と呼ばれる形式の層塔である。各層の屋根石は重厚で、軒裏には二重の垂木や隅木が刻み出されていることや、軸石が横幅に比べて高く造られているところに特色が見られる。
球磨郡内には鎌倉時代の層塔が多いが、この塔も様式から鎌倉時代のものと推定されている。なお六層目は後補であり、また相輪は欠損している。
昭和37年9月10日 熊本県重要文化財指定 熊本県教育委員会(現地案内板より)
石造七重塔
石造七重塔
層塔各部呼称
石造三重塔
室町中期の作、石造1.86m
石造三重塔