立山商店
明治10年創業の老舗のお茶屋さんです。
所在地:熊本県人吉市鍛冶屋町43
人吉球磨産のお茶を初め、椎茸や干しぜんまい、干したけのこ、漬物、梅干しなどを販売しています。
立山商店の田舎番茶
日本三大急流の球磨川、その上流の地、人吉盆地は、昼と夜の温度差が大きく、昔より霧の都として名を馳せ、この気候と風土が育んだお茶の葉を明治10年より代々伝わる独特の火入れ製法で心をこめてつくりあげた当店自慢のお茶でございます。熱湯を注いだ時の香ばしい香り!番茶とは思えない水色のよさ!昔ながらの自家製の味を心ゆくまでお楽しみくださいませ。(立山商店パンフレットより)
緑茶
ウンスンカルタの家
ウンスンカルタの碑
16世紀半ば、日本がまだ戦国時代だった頃、渡来したポルトガルの船員たちによってカード遊びが伝えられました。これが南蛮カルタと呼ばれるものです。その後、日本人の手で一部修正した天正カルタが現れました。
さらに17世紀後半、元禄の終わりか宝永の初め頃、これを改良したウンスンカルタが生まれ、カルタはあそびは日本中で流行しました。
ところが寛政の改革(1787年~1793年)のとき、一切の遊行が禁止され、この遊びも全国的に弾圧されたのですが、不思議なことに日本でただ一ヶ所、熊本県人吉地方だけにこの遊びが残り、今日まで伝えられてきたのです。
しかし、昭和の中頃には映画やラジオの出現で廃れ、カルタのできる人は鍛冶屋町の鍛冶屋さんを中心に十数人のお年寄りとなり、昭和40年3月熊本県はこの遊びを重要無形民俗文化財に指定、所在地を鍛冶屋町としました。
2006年 人吉市 (現地案内板より)