青井阿蘇神社・狛犬
青井阿蘇神社には、数対の狛犬が奉納されています。
鎮座地:熊本県人吉市上青井町118番地
御祭神:健磐龍命・阿蘇都媛命・国造速瓶玉神
例大祭:10/3~10/11
8日:菊祓・献幣式・球磨神楽
9日:神幸式
国宝:本殿・廊・拝殿・楼門・(附 棟札1枚・江戸期の銘札5枚)
狛犬阿形
狛犬吽形
狛犬吽形
せいくらべ石
手水舎
手水鉢
手水舎
開運しゃもじ
招霊木
招霊木(おがたまのき)
招霊木
招霊木と一円玉
招霊木と書いて「おがたまのき」と読みます。天に向かってまっすぐに枝を伸ばすことから神霊を招く木、即ち神の依り代(よりしろ)とされてきました。
玉串など現在では神事に榊を用いますが、古来は招霊木が使用されていたのです。そして貨幣の基本である一円玉にデザインされているのが招霊木です。(現地案内板より)
神楠
御神木
人吉指定天然記念物で都市最大の楠
昭和33年3月10日指定
樹種名:クス(クスノキ)
幹の太さ:地上1mで二分岐・本幹:4.95m・枝幹:2.52m・根回:12.20m
樹高:21.50m
樹冠幅:北南17.20m・東西22.40m
樹齢:不詳
神楠
さざれ石
青井大明神 鳥居と狛犬
青井大神宮
種別:人吉市指定有形文化財(建造物)
所在地:人吉市上青井町118番地
指定日:平成25年5月28日
≪概要≫
史料には「伊勢大神宮」「伊勢宮」「皇太神宮」などとも見え、人吉球磨地域の伊勢信仰の拠点となった神社である。
寛文3年(1663年)に京都神楽阿大神宮の分霊を勧請し創建したと伝わる。その後、元文3年(1738年)に藩主相良長在が急死したため、4歳で家督相続した頼峯の「御家連続」を祈願して、寛保2年(1742年)に再興されている。
向かって右社が内宮の「天照皇太神」、左社が外宮の「宇氣皇太神」、どちらも一間社神明造でもとは茅葺きの社殿であった。
内宮、外宮ともに、人吉球磨地域では類例の少ない本格的神明造の社殿で、屋根が銅板葺きに改修されているが、造営時の姿をよく留めており、人吉藩における伊勢信仰を考えるうえで貴重な建造物である。
平成26年3月 人吉市教育委員会 建立(現地案内板より)
青井大明神 狛犬阿形
青井大明神 狛犬吽形
青井大明神 狛犬阿形
青井大明神 狛犬吽形
瓦
青井稲荷神社
御祭神:宇迦魂神・大田神・大宮神
大祭日:旧暦2月の初午の日
月次祭:毎月25日
鎮座縁日:7/25
≪御由緒≫
御祭神の宇迦魂神は稲の霊で、大田神、大宮神とともに食物を司る神として信仰されています。
ご鎮座は宝暦9年(1759年)相良第27代頼央(よりひさ)の時代ですが、当時人吉は度重なる災害や藩主の交代で経済的にも精神的にも疲弊しており、豊饒と藩内の安泰を願い祈り勧請創建されたのでした。
正一位稲荷大明神と書かれた拝殿正面の神額は、宝暦11年に安藤松壽泰倫氏により揮毫されたものです。
このご社殿は、天保5年(1834年)に家内安全・産業繁栄・如意安楽を願い現在の相撲場南側に造営されたものですが、昭和30年頃に現地に遷されました。現在では稲荷の神様の縁日である旧暦2月の初午日に、初午大祭が盛大に斎行されています。(現地案内板より)
青井神社鳥居
狛犬阿形
狛犬吽形
宮地嶽神社
御祭神:息長足比賣命・勝村大神・勝頼大神
大祭日:9/5
月次祭:毎月5日
御祭神の息長足比賣命は神功皇后のことで、仲哀天皇のお后であり応神天皇の母にあたられる方です。
神功皇后は摂政として政治の任にあたられますが、その折、勝村大神・勝頼大神は藤之高麿・藤之助麿の名で、神功皇后を楠依され大任にあたられた忠臣です。
この宮地嶽神社は、始め村山台地の高台に尾方儀一氏が勧請創建されたもので、関連の神として球磨郡一円より厚い信仰を寄せられていましたが、諸般の事情から昭和38年当神社境内に遷され、昭和45年より現在地に遷座され奉斎されています。(現地案内板より)