栖本温泉センター 河童ロマン館
露天岩風呂と大浴場、家族風呂がある温泉施設です。硫黄の匂いが漂い、無色透明で柔らかいお湯です。
所在地:熊本県天草市栖本町馬場3725-1
営業時間:10:00~21:00
休館日:第2火曜日(祝日の場合は翌日)
河童伝説が残る栖本町の河童をモチーフにデザインされた建物です。
泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張温泉)
ラドンを豊富に含んだ無色透明の柔らかいお湯です。
油すまし
油すましどんは、昔、灯りの燃料や食用油、整髪料などの原料として重宝されていたカタシ油(ツバキ科のカタッシの実から搾り精油した油)を作る名人で、知恵者であった。「油をすめる」と表現していたものが「油すまし」となったといいつたえられています。
「天草島民族誌 浜田隆一著1932年刊」に民話として、栖本村字河内と下浦村(「下津浦」の誤)に草隅越えと言うところがある。
或る時、一人の老婆が孫の手を引きながらここを通り「昔、油すましが出おった」という話を思い出し、「ここにゃむかし油瓶さげたとん、でよらいたちゅぞ」と言うと、記されています。妖怪「油すまし」は、ここから始まった。(栖本河童街道 現地案内板より)