旧高田屋回漕店
回漕店の建物で、明治35年(1902年)以前に建てられた当時の面影を色濃く残しています。高田回漕店は熊本市に本店を持ち4隻の汽船を所有していました。
所在地:熊本県宇城市三角町三角浦
平成10年に修復され、平成11年に三角町の文化財となり、現在は市指定文化財の建物です。明治20年の開港時には既に建設されていました。海運業を営む高田儀丸の廻船問屋の建物です。1階に6部屋、2階に6部屋、後ろに水屋があります。
旧高田回漕店は、4層の汽船を有し、荷物や乗客を扱っていた廻船問屋である。熊本に本店を持ち、海港と同時に現在地に進出。建築年代は、明白ではないが明治20年代に建てられたものと考えられ、築港当時の面影を残す港湾施設の一つで、当時を知る貴重な建物である。平成10年3月 三角町教育委員会(現地案内板より)
海運業を営む高田儀丸の廻船問屋当時、正義丸・播磨丸・明淳丸・筑後丸の4隻の船を小融資、荷物や乗客を扱っていました。