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山鹿灯籠制作実演

山鹿灯籠民芸館の別館にて、山鹿灯籠制作の実演を行っています。

実演1

所在地:熊本県山鹿市山鹿1606-2
山鹿灯籠民芸館別館

実演2

金灯籠のパーツ

細かい部品が沢山あります。

実演3

金灯籠のパーツ

これらの部品一つひとつも全部手作りです。

実演4

灯籠師

山鹿では、灯籠製作者のことを灯籠師と呼びます。灯籠師は、高等な技術と熟練を要し、一人前になるには十数年間の期間が必要であると言われています。

実演5

全体組立工程

山鹿灯籠は木や金具を一切使わず、和紙と少量の糊のみで作られます。

実演6

灯袋造り

山鹿灯籠は、細部に到るまで精巧に仕上げられます。

実演7

ポンチ抜きされた欄間

実演8

緻密で高度な技術を要します。

実演9

細かい部品と部品を繋ぐのは、大変な作業です。

実演10

灯籠師の仕事

奉納者の依頼でモチーフが決まると、燈籠師は現地に足を運んで実測したり、絵葉書や写真をもとに製作の構想をねります。新規なものや特殊なものについては綿密な図面を引き、灯籠台との比率を考えながら縮尺をとります。次に割出し。これは燈籠師の資質や経験が問われ、作品自体の風格とも関わるといわれる技法で、灯籠師が全神経を集中するのもこの段階です。割出しから歩紙作り。さらに切り込み、パーツの組立て、最後に本体の組立てという順序で作業が進みますが、この一連の行程の中で灯籠製作における精神的側面も見逃してはなりません。(現地案内板より)

実演11

細かい作業が続きます。

実演12

金灯籠

完成した金灯籠


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