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山鹿大宮神社

九州を巡られた景行天皇を祀る、山鹿燈籠起源の御社です。

大宮神社1

所在地:熊本県山鹿市山鹿196
御祭神:景行天皇
合殿:阿蘇十二神
天文6年(1537年)天災のため焼失
永禄12年(1569年)山鹿城主山鹿彦次郎重安が再建
明暦3年(1657年)野火のため焼失
万治2年(1659年)細川綱利公が再建
宝暦5年(1755念)大風のため倒壊
宝暦6年(1755年)細川重賢公が再建
祭日:例祭8/16(山鹿灯籠祭)・秋季大祭11/15(七五三祭)
(現地案内板より)

大宮神社2

大鳥居

ご鎮座の歴史は古く景行天皇の筑紫御巡幸に由来しています。今から約2000年前、景行天皇御一行は、山鹿にお着きになり、杉山(現社地)に行宮を営ませられ、付近の賊を御平定になられました。その後、行宮の跡地に天皇をお祀りしたことが大宮神社の創建であり、大宮と称するのもこれに由来しています。
この大鳥居は、昭和16年(1941年)に、皇紀2600年を記念して建立されました。

大宮神社3

楼門

宝暦5年(1755年)に大風のため倒壊した後、本殿、拝殿と共に宝暦6年(1756年)肥後6代藩主細川重賢公により再建されたものです。

大宮神社4

楼門

大宮神社5

十二支の方位絵図

大宮神社6

拝殿

本殿・拝殿は、宝暦5年(1755年)大風のため倒壊した後、楼門と共に宝暦6年(1756年)に再建されました。拝殿はその後、昭和18年に県社に昇格したことを祝して新たに建築され、旧拝殿は移築の後、現在は神楽殿となっています。

大宮神社20

大宮神社7

狛犬阿形

大宮神社8

狛犬吽形

大宮神社18

大宮神社19

大宮神社9

木製の狛犬阿形

大宮神社10

木製の狛犬吽形

大宮神社11

大宮神社12

大宮神社13

大宮神社14

御神木

「実」がなる銀もくせい
明治期に植えられたこの銀もくせいは国内では大変珍しい「実」がなる雌木であり、子孫繁栄の象徴であります。(現地案内板より)

大宮神社15

御神木

秋に花が咲き、翌年の春には小指先程の緑色の実がなり、その実は次第に濃い紫に変わる非常に珍しい銀木犀の木です。子孫繁栄・努力が実る合格必勝の御神木です。

大宮神社16

八坂神社(祇園社)

御祭神:素戔嗚尊(除疫神)
≪犬子ひょうたんのこと≫
この神社は江戸中期頃か、山鹿中村の阿蘇家の祖先が京都の八坂神社を勧請してその地に祭っていたのを大宮神社境内に遷宮したものである。勧請の帰途どこからか子犬が現れてついて来た。長い道中で子犬が疲れたので、ひょうたんの御神酒を少し分け与えるとすぐに元気になった。それが中村に帰り式が終ると急に姿は見えなくなり当時流行していた疫病も絶えてしまったという。このことからこの子犬は神のお使いであろうと6月15日のお祭には末の粉で犬子ひょうたんを作り疫病よけのお守りとし、犬子ひょうたん祭ともいわれている。また祭神素戔嗚尊の大蛇退治にちなんで大蛇も作っている。(現地案内板より)

大宮神社17

ぎおんさん鳥居くくり

八坂神社(ぎおんさん)は疫病よけ(身体健全、病衣平癒)の神様です。この鳥居をくぐってお参りすることによって身も心も清められて層のお恵みを受けることができます。(現地案内板より)


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