山鹿大宮神社 燈籠殿
山鹿の里の産土大神であり、山鹿燈籠起源の御社です。600年以上の伝統を受け継ぐ例祭「燈籠祭」は、毎年8月16日に執り行われ、県内外から多くの参拝者で賑わいます。燈籠殿では、上がり燈籠で奉納された山鹿燈籠と、ご神宝「三十六歌仙絵馬額(複製)」を保存展示しています。
所在地:熊本県山鹿市山鹿196
拝観時間:8:00~16:30
休館日:8/16午後のみ(展示燈籠の入れ替えの為)
拝観料:大人200円 小・中学生100円 未就学児:無料
山鹿大宮神社の社務所に隣接する、山鹿燈籠の資料館です。
山鹿燈籠
山鹿燈籠は、本宮例祭『山鹿燈籠祭』の「上がり燈籠」という神事で奉納されたものを1年間保存展示しています。そのため、大宮神社燈籠殿では毎年新しい燈籠がご覧になれます。展示中の山鹿燈籠はご希望の方に払い下げでお譲りする他、燈籠祭当日、神社おみくじの当たりくじで、当選者に差し上げております。(現地案内板より)
山鹿燈籠の種類
金燈籠、宮造り燈籠、座敷燈籠、矢壺燈籠、鳥かご、古式台燈、古式金燈籠、人形燈籠があります。
金燈籠
山鹿燈籠は、手漉き天日干の特性和紙と糊だけで造られます。木材、金属などは一切使用せず中は空洞。「骨なし燈籠」と呼ばれる所以です。燈籠踊りで女性が頭に載せる「金燈籠」は重さ約100グラムしかありません。(現地案内板より)
古式金燈籠
金燈籠に見事な切り絵を施した燈籠。(現地案内板より)
座敷燈籠
伝統的日本家屋を造った燈籠。2階建と離れがあり、床の間、障子などの細かい細工をご覧ください。(現地案内板より)
出水神社
宮造り燈籠は、全国の著名神社を造った燈籠です。屋根のそりを美しく表現するのが燈籠師の腕の見せ所です。(現地案内板より)
大宰府天満宮楼門
大宰府天満宮楼門
湊川神社楼門
高塚地蔵
矢壺燈籠
弓矢を入れる壺を現した燈籠。明りに浮かぶ、矢壺を飾った切り絵も見事です。(現地案内板より)
古式燈台
金燈籠が切り絵を施した見事な台に載った燈籠です。(現地案内板より)
山鹿燈籠祭のポスター
人形灯籠
人形の形をした燈籠で、燈籠祭の「上がり燈籠」では一番燈籠として最初に奉納されます。