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白川吉見神社

白川水源の水源地に鎮座する神社です。

白川吉見神社1

所在地:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2052
白川水源の水源地横に鎮座しています。
御祭神:罔象女命(みずはのめのみこと)
水源の守護神である水神様が祀られています。また、高森草部吉見神社の主神である国龍神も祀られています。

白川吉見神社2

鳥居の扁額

白川吉見神社3

拝殿

白川吉見神社4

違い鷹の羽の社幕

白川吉見神社5

白川吉見神社6

手水鉢

白川吉見神社7

歌碑

白川吉見神社8

白川吉見神社 御由緒

家内安全・交通安全・入学祈願・雨乞祈願
祭神・国龍大明神・罔象女命
創建年:不詳
当神社は阿蘇神社の末社として古代より水源の守護神として尊崇され境内中央から湧出する大泉流はこれより西方南郷谷及び菊池南部熊本飽託の肥後平野を灌流して幾千ヘクタールの水田を養い湧水池は肥後名勝の一つに数えられた。
 元禄(1688年~1703年)6月第五代肥後藩主・細川綱利公が山狩の際参拝され「当社は余が領地養田の源神で水恩広大である速やかに社殿を修繕せよ」と郡代に明治造営されたという。
 嘉永年間(1848年~1853年)細川韶邦公(のちに初代熊本藩知事)俣明治初年第十四代護久公護美公が参拝され九曜紋章付の社幕を奉納されたという。
 現在の社殿は明治41年火災により炎上したため、翌42年12月に新たに造営竣工されたものである。又、神社内の杜、木も昭和21年の台風により樹齢数千年の老木数本が倒れ現在となる。
 明治初期熊本県が「白川県」と呼ばれたのも又地名の「白川」尊名の「白水村」もこの境内の湧水より名付けられたと言われています。
御饌和歌集天暦9年(955年)に次の一首あり
年ふれば わが里髪も白川の 水はくむまで 老いにけるかな  檜垣姫
この湧水は「不老長寿」「諸病退散」の御神水として昔より語りつがれ尊ばれています。
(現地案内板より)

白川吉見神社10

入口に狛犬がいました。

白川吉見神社11

白川吉見神社9


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