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白川水源

南阿蘇の湧水の代名詞とも言える水源で、一級河川白川の総水源です。

白川水源1

所在地:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2052
白川水源は、入口左手に駐車場がありますので、こちらに車を止めて散策します。
一番奥の水源地内への入場には、環境保全金として¥100-.が必要です。
一級河川・白川の源で、毎分60トンの湧水量を誇る白川水源の水は、西日本一美味しい名水と言われています。白川水源の湧水は、環境庁の日本名水百選にも選ばれています。

白川水源4

毎分60トンもの湧水が地底の砂とともに、勢いよく湧き上がり、滔々と流れています。そして何より水飛沫が舞い上がり、マイナスイオンが立ち込めています。

白川水源3

水音は、絶えることなく木々の間に心地よく響き渡ります。

白川水源7

白川水源

白川水源はカルデラ内の火山群(中央火口丘群)の南の裾野にある代表的な湧泉で、毎分60トンもの豊富な湧水を誇る。環境省の「名水百選」にも選ばれている。近隣には、塩井社水源、川地後水源、寺坂水源、湧沢津水源、池の川水源、小池水源、吉田城御献上汲場、明神池名水公園、妙見ヶ池、竹崎水源など、良質で豊富な水が湧出する湧水群がある。(現地案内板より)

白川水源2

白川水源の水は自由に持ち帰ることが出来ます。

白川水源5

散策コースの途中にはお土産屋さんや、お茶やさんもあります。

白川水源6

阿蘇山と阿蘇外輪山に囲まれた白水村は、村内のあちこちに湧水が湧き出ていて「水の生まれる里」とも呼ばれています。そしてこれらの湧水や環境を守るために、「白水村自然環境保全地域」に指定されています。美味しい水を守ることは、森や山も守らなければなりません。自然環境を守っていくことの大切さをここでも切実に感じました。

白川水源8

白川水源

 現在、熊本市の中央を流れ熊本市の産業に活力を与え、市民の憩とうるおいを提供している一級河川「白川」の源が、ここ白川水源です。
 湧水量は毎分60トンといわれ、冬は温かく夏は冷たく、あくまで透明で豊かな湧水量を誇っています。(以上現地説明板より)

白川水源12

白水村の八つの水源

白水村には八つの水源があります。
塩井社水源、寺坂水源、湧沢水源、池の川水源、明神池名水公園、吉田城御献汲場、竹崎水源、白川水源

白川水源13

農業用水は天然のミネラルウォーター

 お米を始め、白水村(はくすいむら)で作られる農産物に必要な水は、ほとんど湧水や地下水でまかなっています。村内には地下水を利用した井戸が550ヶ所以上もあり、自然の自噴井戸も沢山あります。井戸は飲料水や洗濯などの暮らしに使うほか、農業用としても活用されています。
 白水村ではおいしい湧水「天然のミネラルウォーター」で生活し、農作物 を栽培していると言ってもいいでしょう。だから、すべての食べ物がおいしく感じられます。
 お米の品質がいいのも、野菜の色のつやがいいのも、果物が昔ながらの味がするののも、良質な水によるところが大きいのです。
 自然から授かった清らかな水が、これからも長く安心して使えるように、村では下水の整備や堰(せき)の改善、地下から汲み上げる水量の把握、森や原野など地下水を蓄える場所(かん養域)を守る努力をしています。
 また、村民の水に対する意識を高めたり、地下水の調査なども行なっています。(以上現地説明板より)

白川水源9

川伝いに、たくさんの野の草花をみかけます。周りは杉林に囲まれていて、夏も外よりはずいぶん涼しく心地がいいです。

白川水源14

水源の近くは、涼しくて、マイナスイオンがたくさん溢れていて快適でした。木の葉から雫が滴り、その雫にも美しい清流が映っています。滾々と湧く湧水、澄み切った美しい水が流れる川、その中にしばし身を置くと、自然の優しさに癒されます。マイナスイオンを含んだ霧のような粒子の細かい水蒸気のもやもやの中で、深呼吸をする。冷たい清流に手足をつけ、川の流れを全身で感じる。優しく穏やかな木漏れ日を浴びて、大地に抱かれる。とっても素敵な時間を過ごしました。

水源茶屋8

マイナスイオンが溢れています。

白川水源10

クロセセリ

私の帽子に蝶々が止まりました。

白川水源11

南阿蘇鉄道は、トロッコ列車も走ります。ちなみに、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」という、日本で一番長い名前の駅名の駅もあります。

白川水源15


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