ニコニコ饅頭
立野駅といえば、名物ニコニコ饅頭です。一口サイズのふわふわの甘酒まんじゅうです。
ニコニコ屋
所在地：熊本県阿蘇郡長陽村立野
ニコニコ饅頭８個入り３００円（取り寄せ可）
ニコニコ饅頭のニコニコ屋さんは、阿蘇外輪山越えの立野駅前で創業明治40年（1907年）から今日まで100年間営業し続けています。
経木（薄板）に包まれたひと口サイズの饅頭は、ほんのりと甘酒の香りがするふかふかの皮（生地）と、甘さを抑えた小豆のこし餡が絶妙なバランスで、さっぱりした素朴なお饅頭です。
ニコニコ饅頭
できたてのほかほかふかふかのお饅頭をパクッと一口食べた時の喜び…幸せです。久しぶりにニコニコ饅頭を食べましたが、以前と変わらぬ香り、味、触感がとっても嬉しかったです。甘さ控え目のあっさりした一口饅頭ですので、あっという間にぱくぱくと食べてしまいます。
以前から人気があり、売り切れてることもあります。数年前に立寄った時は、残念ながら売り切れていて食べることができませんでした。ですから、私にとっては１０年ぶりのニコニコ饅頭になりました。平成7年に今の新しい建物になったのですが、以前はほんとうに小さなお店でした。
「ＳＬあそＢＯＹ」が運行していた頃は、立野駅に１０分間停車している間は、「まんじゅう～まんじゅう」とい言いながらプラットホームでも販売していました。その光景がまたなんともいえない味わい深いものでした。淋しいことにＳＬあそＢＯＹは、2005年8月28日が最後の運行となりました。
「83歳の少年が外輪山を駆け抜ける」と言われた勇姿が懐かしいです。
2006年7月22日からは、臨時快速列車として、あそ1962の運行が開始されました。
ニコニコまんじゅうは、出来立てを保温機で保温していますので、いつもほっかほかでいただけます。やっぱりほっかほかの時に食べたほうが美味しいです。
ニコニコ屋さんでは、食堂、売店もあり、食事をしたり、他のお土産品も販売しています。店先にベンチがありますので、そこに腰掛けてニコニコ饅頭をほおばるのも楽しいです。
立野駅はちっちゃな駅ですが、とっても楽しい駅でもあります。
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