立野駅
日本有数のスイッチバック駅であり、南阿蘇鉄道の分岐駅でもあります。
所在地:熊本県阿蘇郡長陽村立野1576番地
標高:277m
立野駅(標高277m)から赤水駅(標高465m)は急勾配のため、全国でも珍しいスイッチバックで登ります。
※平成28年熊本地震の影響により、豊肥本線の一部区間で運休しています。
立野駅の駅名の由来は、健磐龍命(タケイワタツノミコト)が水路を開こうと外輪山を蹴り破った時に、力あまってしりもちをつき、「立てぬ」と言われたのが訛って地名となり、駅名となったといわれています。
立野の近くには、栃木温泉、栃木原温泉、などがあります。 また、健磐龍命(タケイワタツノミコト)がカルデラを蹴破った時に生まれたという伝説がある、数鹿流ヶ滝(すがるがたき)もあります。
数鹿流ヶ滝(すがるがたき)は、落差約60m、幅30mの滝で、深い緑に囲まれた雄大な景色をみることができます。
JR立野駅と南阿蘇鉄道立野駅の分かれ目
立野駅は小さな駅ですが、九州横断特急などの特急も停車し、SLのあそBOYも停車します。JR九州豊肥本線の立野駅と南阿蘇鉄道の立野駅が同じところにあります。駅舎は別ですが、20メートルしか離れていません。
JR立野駅
JR立野駅
南阿蘇鉄道立野駅
立野駅スイッチバック
立野駅は秘湯の里とスイッチバックのある駅としても有名です。
阿蘇山の玄関口立野駅は、急な勾配が長くつづくため、山の中腹に停車場を作り、一旦停車した列車が急な傾斜を後方に逆進して再び前進する。
前後に進行方向を変えて走る、スイッチバックのある駅。
※外輪山の南側を走る、南阿蘇鉄道はここから分岐している。(現地案内板より)
JR九州 九州横断特急
日豊本線、豊肥本線、鹿児島本線、肥薩線を経由し、下記の駅に停車します。
2004年3月の九州新幹線開業を記念して、特急あそと急行くまがわを統合する形で九州横断特急が誕生しました。九州横断特急は九州内をS字状に横断します。
別府-大分-中判田-三重町-緒方-豊後竹田-豊後荻-宮地-阿蘇-赤水-立野-肥後大津-武蔵塚-水前寺-新水前寺-熊本-新八代-八代-坂本-一勝地-那良口-人吉を結ぶJR初のワンマン特急列車です。
車両はキハ185系動車の2両編成です。この赤い色は、JR九州のコーポレートカラーです。緑の九州を赤い列車が走り抜ける様はほんとうに絵になります。ゴールデンウィークや夏休み中は3両編成や4両編成で運行しています。九州横断特急は、途中景観のいい場所で停車したりするそうです。ゆっくりのんびりと車窓を楽しみながら列車の旅もいいですね。
あそぼーい!
外観には様々なポーズのくろちゃんがなんと101匹もいます。外観はもちろん車内にもくろちゃんが沢山います。
あそぼーい!は、阿蘇の大景観を満喫できるようにと、車両両端に全面展望のパノラマシートを備えています。3号車はファミリー車両になっていて、窓際が子供用の座席、通路側が親用の座席になった親子シートがあります。木のボールのプールなどの遊び場や図書館やCAFEなどもあります。
2002Aレールバス
立野ー高森
2002A車内
普通列車
金木犀
キンモクセイのいい香りが漂っていました。