阿蘇神社神の水
阿蘇神社のお手水は銘水神の泉から湧き出る美味しい水です。
所在地:熊本県阿蘇市宮地3083-1 阿蘇神社参道
銘水 神の泉
お手水が、神の水というのは何とも有難いです。冷たくて気持よくて、旨味があるお水です。とっても美味しいお水でした。こんな美味しいお水で手や口を清めると、ほんとうに清々しい気持ちになります。阿蘇がいかに美しく美味しい水に恵まれているかということをあらためて感じました。贅沢なお手水です。
神の水の由来
一の宮町は、むかしより地下水の噴出する「清泉の町」として知られております。とくにこの神域に湧き出ずる水は美味芳醇な神の水として珍重され、不老長寿の水として多くの人々に飲用されております。
阿蘇神社(現地案内板より)
いつ伺っても滾々と湧いています。
お手水場
もう一箇所あるお手水場にも神紋(違い鷹)が印されていました。
木製の鳥居
龍頭の額
(魔除けの龍)
楼門の内側の左上の方にあります「龍頭の額」(魔よけの龍)は、楼門の竣工を記念して弘化三年に奉納されたものと伝えられています。(掲額者 高森手永奉納)
高砂の松
(えんむすびの松)
阿蘇 高砂の松
阿蘇 高砂の松(えんむすびの松)由来
今を去る1060年前、阿蘇友成(当社第26代宮司)は、天皇より位階上昇(位があがること)の御沙汰(しらせ)をうけて、宮中参内の為京に上りました。その道すがら播州の尾上で縁起よろしき松に詣でました。
このことは世阿弥元清の謡曲(高砂)の冒頭(はじめ)に―――吾こそは九州肥後国阿蘇の宮の神主友成とは わがことなり―とでており又、尾上神社の社記には「人皇第六十代醍醐天皇の御字内子春肥後国の神主友成此の松に詣でけるにより瑞松のいわれ名高き事しめし給う云々」と録されてあります。
友成宮司は縁起よろしきこの松の実を持ち帰られまして当神社境内に植えられました。爾来一千年あまり枯損(かれる)した時は植え替え植え継いで大切に育てて今日に至りました。昔より縁結びの願い事には特に霊顕(効能)ありとされて御祈願いただいております。(現地案内板より)
お詣りの方法男性は「左より二回」女性は「右より二回」松の周辺を廻り祈念(おいのり)します。
肥後一の宮 阿蘇神社(現地案内板より)
この高砂の松は縁結びの松として有名で、阿蘇神社には縁結びを祈願した絵馬もたくさん奉納されていました。
背のび石
この背のび石は、子供の成長を祝い、願って身長を測るものです。私たちが子供の頃は背の高さを測っては、柱に印をつけたりしました。柱の傷は一昨年の五月五日の…♪
願かけ石
願かけ石
先ず心に願いごとを念じ、この神石を撫でること三度更に願いごとを唱えるといいそうです。
願かけ石の由来
往時(二千年前)当神社の祭神阿蘇大明神がもろもろの願いをこめて祖神の霊にに額づかれたという。これは当時の「霊場の岩石」の一部といわれ古来(昔)より神石として伝承保存されてきた。南北朝の時代より祈願成就の神石として独自の信仰を得てきたが室町(六百年前)の頃より、神霊を更に具現(ぐげん)してその恩恵にあやからんものと人々この神石に手をふれて願いごとを口々に唱えたという。
すなわち「願かけ石」の起こった所以(ゆえん)である。※なお祈念にあたってっは、先ず心に願いごとを念じ、この神石を撫でること三度更に願いごとを唱えるべしとする。(現地案内板より)
山王社・庚申社の御由緒
阿蘇神社境内(南側)に祀ってある山王社・庚申社は、慶安3年(1650年)に創立されたもので、大変古くから崇敬されています。
山王者は大国主命・庚申社は猿田彦命を祀ってあり、共に福徳増進、息災延命の御神徳新たかな神様であります。
特に子供の夜泣きや、かん虫の難病には格別の御利益があるとして深く進攻されています。病気が治ったら、神前に猿の人形をお供えして、お礼の気持ちをあらわす習わしがあります。
平成17年10月吉日記之(現地案内板より)
御神酒
阿蘇神社のお神酒は赤酒(あかざけ)です。赤酒は灰持酒(あくもちざけ)ともいわれるお酒で、熊本では儀式やお正月のお屠蘇や、郷土料理の調味酒として使われています。
大祓式・茅の輪神事は、日ごろ私たちが犯した罪・穢れを大祓式と薦で作られた茅の輪をくぐる事によって清め除き、無病息災を祈願するものです。人形(ひとがた)をお申込みいただきますと、当日神職が皆様に代わって祈願いたします。(現地案内板より)