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いこい旅館

所在地：熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉川端通り
立寄湯利用時間：8：30～21：00
立寄湯利用料金：￥500-.（入湯手形が使えます）
貸切風呂：￥800/40分（1名）10：00～15：00）
泉質：含食塩・硫黄・硫化水素泉　単純温泉 68℃ 掛け流し
効能：創傷・リウマチ・神経痛・筋肉痛・ヒステリー・神経衰弱・うちみ・くじき・疲労回復
立ち寄り湯で利用できるのは、女性が「立湯」「美人湯」、男性（一応混浴となっています）が、「滝の湯」「うたせ湯」「箱湯」「水風呂」。滝湯と美人湯は日本名湯秘湯百選に選ばれています。
貸切湯が、「家族風呂」「かくれの湯」「桶風呂」宿泊客のみ利用できるのが、「蘇の湯」（石風呂・寝湯・うたせ湯・サウナ）「檜風呂」です。尚、宿泊した場合は、男女の利用できる湯が夕方から入れ替わりますので、宿泊すると全てのお風呂を利用できま

黒川温泉旅館組合風の舎に車を停めていかれる方は、風の舎の裏の階段を下りて、べっちん坂をずっと下り、橋を渡り、ふじ屋、御客屋旅館が並ぶ、上川端通りの坂を進みますといこい旅館がみえてきます。その上を上ると旅館わかば、夢龍胆と続きます。日帰りの方は風の舎の駐車場に車を停めることをおすすめします。

浴衣が紫の地に白い小花が散ったおしゃれなもので、男性用は青いすっきりとしたデザインでした。黒川温泉の冬はかなり寒いのですが、丹前（綿が入った羽織るもの）も準備してくださっていました。
宿泊セットとして、ビニール製のポーチの中にアメニティが入っていて、タビックス（たびのような靴下）も頂きました。スリッパを履くより動きやすいし、気持ちがよかったです。どちらも持ち帰っていいので、今でも大事に使っています。

左下が美人湯、右上は宿泊客専用の蘇の湯

美人湯

「化粧水に浸かっているような温泉」といわれる、硫黄・明礬・ナトリウム等を豊富に含んだ美人湯です。

いこい旅館の美人湯は、日本名湯百選に選ばれています。

美人湯、立ち湯、滝湯、箱湯、丸太組の檜風呂、桶風呂、石風呂など13の湯があります。

露天風呂

立湯

立ち湯

立湯は、深さが150ｃｍもあり、優しい木漏れ日が差し込み癒されます。私が一番好きなのはこの立ち湯です。

立ち湯は、竹に捕まって入ります。竹に捕まらないと、つま先立ちでも顔が浸かってしまいます。お腹や胸のあたりがぐ～んと伸びて、水圧が心地よく、なんともいえない快感です。

よく冷えたラムネ

玄関先で、ラムネや缶ビール、冷たいお茶などを販売しています。

飲水場

この水は九重山麓の平野台より筑後川へ濯ぐ筑後川水源の伏流水であります。摂氏24度、ペーハー6.6、カルシウム、鉄、亜鉛、マンガン、カリウム等を適量に含んだ非常に上質の天然ミネラルウォーターです。この地方に昔から「湯田の水」と語り伝えられた名水であります。平成2年6月いこい旅館（現地案内板より）

いこい旅館の玄関に行くまでの坂の途中（美人湯の看板の近く）には、飲泉場もありますので、ひと口飲んでみてください。あっさりとしてまろやかで美味しいです。

源泉

温泉ゆでたまご

地鶏の温泉ゆでたまご

軒先に干されたトウモロコシ

足湯

足湯

囲炉裏

ヤマメの塩焼き

玄関前の囲炉裏の間

筆でダイナミックに居恋旅庵と書かれた障子が印象的です。

フロント近くでは、美人湯で作った化粧水を初め、オリジナルグッズを販売しています。玄関に入る前の右横には、囲炉裏があり、おでんや温泉卵を食べることもできます。

食事は地元産の山の幸をふんだんに使った、素朴な料理でした。体に優しく、量も丁度よかったです。食べきれない程出ても困りますから、丁度いい量で満足でした。

桶湯は玄関を出て道を挟んだ向かいのお店の4階にあるのですが、宿泊した次の日、帰る寸前になって、主人が4階の桶湯に忘れ物をしたのに気が付きました。私が困った顔をしているのを察してくださった、従業員の方が「どうしましたか」と聞いてくださり、走って忘れ物を取ってきて下さいました。この心遣い、フットワークの良さ！とっても嬉しかったです。
車も駐車場から玄関まで持ってきてくださり、本当に最初から最後まで細やかな心遣いをしてくださり、お陰さまでとってもいい日をすごすことができました。帰りも私達の姿が見えなくなるまで、みなさんでずっと手を振ってくださり、お客様を大切にする気持ち、温かい心遣いがひしひしと伝わりました。

桶湯は、高いところにあり、露天になっていて、ジャグージも付いています。その日はお天気がよく、冬の星空がとっても綺麗で感激しました。フロントで鍵を借りていきますので、貸切で利用できます。

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