熊本城・五輪塔
竹の丸には、五輪塔や六地蔵幢や道標などの石造がたくさんあります。
熊本城内には、五輪塔などの石塔が多数あります。
五輪塔の部分名称は、下から地輪、水輪、火輪、風輪、空輪となっています。
五輪塔
五輪塔は仏教の五輪五大の思想を石造塔で表現したものです。平安時代頃から作りはじめられ、鎌倉、室町、戦国時代に最も多く作られています。元来は供養塔でしたが、墓塔としたものもあります。(現地案内板より)
六地蔵幢
六地蔵幢(ろくじぞうどう)は、石の六角灯籠の各面に地蔵尊像を彫刻したものです。人間は死後六道をまわるとされており、その六道の辻に立って救済する為に作られたのがこれです。
道しるべ石
右ながの 左へんろ…と刻まれています。遍路道の道しるべ石だったのでしょう。他の場所からここへ移設したと思われます。