熊本城・二の丸広場
紹介文
熊本城二の丸広場は、現在は熊本市民や観光客の憩いの場となっています。大きな楠や桜、榎などの木々が優しい木陰を作っています。
木陰で寛ぐ人々、長閑でいいですね。昔は戦場だったこの場所も、今は平和で長閑な場所になっています。この平和がずっと続きます様に。
人は憩い、鳥は餌を啄ばみ、犬は駆け回り、猫はひなたぼっこしていました。散歩している人、走っている人も多くみかけました。
時習館跡
細川重賢が宝暦五年(1755年)細川藩の子弟を教育するために開いた学校である。科目は儒学中心の道徳、人生に対する知識及び武術であった。
第一代教授(学長)は豊後(大分県)鶴崎出身の秋山玉山で、この学校には有名な岳さやが多く集まった。明治3年(1870年)廃校。(現地案内板より)
時習館跡
江戸時代の藩政改革として全国的にも有名な「宝暦の改革」を行った肥後熊本藩8代藩主・細川重賢が設立した文武両道の学校です。時習館設立の目的は、「人才鎔鋳之処」すなわち肥後熊本藩内の人材育成でした。
御駐驛之跡
御駐驛之跡
スタジイ
スタジイ(ぶな科・シイ属)
本州、四国、九州、沖縄など暖地に自生する常緑高木。果実は食用にし、公園に風致樹として植える。庭園には防火、防風、防湖や生垣などの目的で植える。(現地案内板より)
二の丸の石碑
二の丸から堀越しにみた宇土櫓、小天守閣、大天守閣。宇土櫓は、本丸の西北隅に位置し、20mの高石垣の上に建っています。3層5階地下1階、地上約19mで、天守並みの構造と大きさがあり、第三の天守とも呼ばれています。
二の丸から観た天守閣と宇土櫓
天守閣は、茶臼山の最高所、標高50mの天守台に築かれています。大天守と小天守の二つの天守があります。大天守は外観3層内部6階地下1階。石垣の上に大根太を張り出して建物がその上に乗っています。四面に優雅に反った千鳥破風を配し、最上階の南北には唐破風を据えています。小天守は、大天守成立後に増築されたもので、景観を考慮し西にずらして建てられています。小天守は、外観2層内部4階地下1階です。
二の丸広場からみた天守閣と宇土櫓