熊本城・湧々座
湧々座(わくわくざ)は、桜の馬場 城彩苑にある歴史文化体験施設です。
湧々座ものがたり御殿では、迫力ある映像・歴史資料・役者によるエンターテイメントを楽しめます。
熊本城今昔散歩では、現在の地図が昔の地図に。また、床には不思議な池の映像が広がって鯉が泳ぎ回ります。
城内なりきり体験では、城内イメージ空間で着物や袴などを着用し、藩主や奥方になりきる体験ができます。
熊本城バーチャルリアリティでは、臨場感のある高精細CG映像で江戸時代中期頃の熊本城を再現した映像を観ることが出来ます。
湧々座ものがたり御殿
山鹿灯籠 熊本城
製作者:中島一人
山鹿燈籠は熊本県北部に位置する山鹿氏の夏祭りです。その由来は約1300年前に景行天皇一行のご巡幸の際に、濃い霧に覆われた道で山鹿の里人が松明を掲げてお出迎えしたことといわれています。よへほ節の調べにのせて、金灯籠を模した和紙の灯籠を頭にのせた女性たちが舞い踊る「千人灯籠踊り」は圧巻です。毎年8月のお盆時期に開催されます。
こちらはこの紙灯籠の手法を用いて、和紙と少量の糊だけで細部まで再現した熊本城です。(現地案内板より)
参勤交代
参勤交代の様子を人形で再現しています。
能舞台を人形で再現しています。
十三幡連馬験
馬験は、馬印・馬標・馬表とも書き、戦国時代になって大部隊による戦いが盛んとなるにつれて使用されるようになりました。戦陣では大将の馬前または馬側に立てて、その所在を示す目標としました。幡(ばん・布部分)には、加藤清正の家紋の蛇の目が記されています。(現地案内板より)
鋏箱
外出時に、衣類や調度や献上品などを納めて、従者に担がせたものです。四角形で、蓋がついていて、棒を蓋の上に通して肩に担ぎました。古来、竹に衣類を挟んで運んだために「鋏箱」(はさみばこ)という名前になりました。大名行列では銭湯を行くため、先箱(さきばこ)とも呼ばれました。
肥後六花
肥後六花を表した幟が下がっています。
肥後菊、肥後椿、肥後山茶花、肥後花菖蒲、肥後朝顔、肥後芍薬の六つの花を肥後六花と呼びます。約200年前に細川重賢公が有用植物を栽培したのをきっかけに、武士の園芸として受け継がれてきました。
熊本城竹の丸には肥後六花園があり、四季折々の花を楽しむことができます。
肥後六花は、いずれも一重一文字咲きの花形、純色、それに花芯の見事さや、鼻と茎葉の調和と品位を重視するといった共通の特徴を持っています。この古い園芸発展の源は、現存する原木から推定すると、おおよそ300年位前と思われます。(現地案内板より)
肥後六花は、熊本藩の歴代藩主が武士の園芸として保護奨励したことにより、始まりました。現在でもその厳格な栽培法が伝えられ、肥後独特の純粋種が保たれています。
塩屋町 町鉾
鳥屋町 町鉾