五百羅漢
熊本市西部に位置する金峰山の西側の麓にある雲巌禅寺内の岩の斜面に五百羅漢が安置されています。
所在地:熊本県熊本市西区松尾町平山589 雲巌禅寺内
見学時間:8:00~17:00
駐車場:無料・約30台(雲巌禅寺の駐車場)
五百羅漢は、熊本市西部に位置する金峰山の西側の麓にある雲巌禅寺内の岩の斜面にいらっしゃいます。
霊巌禅寺の五百羅漢は、熊本の商人渕田屋儀平が、約200年前に24年の歳月をかけて奉納したと言われています。
雲巌禅寺から霊巌洞へと行く途中の岩肌に奉納されている五百羅漢像は、熊本の商人・渕田屋儀平の願により安永8年(1779年)から享和2年(1802年)まで、24年間かかって奉納したといわれています。表情も姿も各々違って、個性的です。
24年間で500像ということは、1年に20像以上、1ヶ月に1~2像のペースで彫り続けたということですね。凄いです。
斜面に羅漢像を安置する作業は大変だったでしょう。
五百羅漢
熊本の商人・渕田屋儀平の願により安永8年(1779年)から享和2年(1802年)まで、24年間かかって奉納したといわれている。永年の風雨による自然崩壊や明治初頭の廃仏毀釈、1889年の大地震の破損等で完全なものは約半数に減っている。
羅漢とは釈迦の教えを聞いて悟りをひらいた俗体の弟子達のことであり、釈迦の信仰と共に羅漢も信仰の対象とされるようになった。五百羅漢の一つ一つの姿を注意してみると必ず自分の身内にそっくりの顔を見出すことができるとの言い伝えがある。
【平成2年早春 大仙哲翁】(現地石碑碑文より)
五百羅漢は、熊本市西部に位置する金峰山の西側の麓にある雲巌禅寺の岩山を削って作られた岩の斜面に安置されています。
雲巌禅寺から宮本武蔵が「五輪の書」を書いた霊巌洞へ行く途中の岩山に五百羅漢像がいらっしゃいます。
この五百羅漢は、熊本の商人渕田屋儀平が、約200年前、24年の歳月をかけて奉納したと言われています。
五百羅漢さんをよく見ると、必ず自分や自分の身内に似た羅漢さんがいらっしゃると言われています。
岩肌に並ぶ五百羅漢