曹洞宗雲巌禅寺
曹洞宗雲巌禅寺は、岩戸観音を本尊として、南北朝時代に元から渡来した禅僧・東陵永興によって建立されました。奥之院は、宮本武蔵が籠って五輪書などを書いた霊巌洞があります。
所在地:熊本県熊本市西区松尾町平山589
参拝時間:8:00~17:00
駐車場:無料・約30台
熊本県指定史跡及び名勝 雲巌禅寺境内 昭和50年5月7日指定
曹洞宗雲巌禅寺は、岩戸観音を本尊として、南北朝時代に元から渡来した禅僧・東陵永興(とうりょうえいよ)によって建立された。
本尊は境内西側にある岩洞(霊巌洞)に安置された石体四面の観音(秘仏)で「岩戸の観音」として広く知られている。
開山の東陵永興禅師奇像は、国指定の重要文化財である。
境内一帯は、平安時代からの修験の道場であったところである。また、謡曲「桧垣(ひがき)」によって岩戸観音の名は中央まで知れ渡った。戦国時代の鹿子木寂心の信仰も有名である。
江戸時代には、剣聖・宮本武蔵が霊巌洞に籠り、兵法「五輪書」や「三十五箇所の覚書」を著わしている。
境内の岩山には宝永5年(1708年)僧慈門、西念によって造営された「十六羅漢・漢石像」「釈迦三尊石像」さらに安永8年(1779年)から25年間にわたって、淵田屋儀平によって奉納された「五百羅漢」がある。
境内南側の正面には、「仁王像」が2躰ある。そのほか、不動明王の磨崖仏、歴代住職墓があり、周辺には、奇岩、怪石が聳えて景勝の地をつくっている。 【熊本県教育委員会】(現地案内板より)
雲巌禅寺 仁王像阿形
少しユニークな表情です。携帯電話で電話中の様に見えます。遠くから見ても近くから見ても、やっぱり携帯電話でお話中の様に見えます。
霊巌禅寺 仁王像吽形
なんだかちょっとほっこりする仁王像です。
阿形
吽形
仁王像阿形アップ
仁王像吽形アップ