峠の茶屋
金峰山にある、峠の茶屋のだこ汁屋さんです。
所在地:熊本市西区河内町岳5-4
営業時間:売店・10:30~17:00
資料館・9:00~17:00
公園は常時開放
休業日:売店は火曜日(祝日の場合は翌日)・12/31~1/1
資料館は火曜日(祝日の場合は翌日)・12/29~1/3
駐車場:無料・約13台
売店・食事処があります。峠の茶屋(食事処・売店)のさらに上に上っていくと、峠の茶屋資料館と峠の茶屋公園があります。
駐車場から階段を上っていくと、現在の峠の茶屋があります。だご汁や定食などがあります。
地元の農産物やお土産物、地サイダーなども販売しています。
峠の茶屋
作詞:角田芳? 作曲:松村雄二
一、 名所古跡 かずかずあれど あれに見えるは 本妙寺
加藤清正 その名を残し 唄に夢のせ 山坂越えて 芳野街道 峠の茶屋
二、 人に知られた金峰山 世ごと流れは 変われば変わる
昔しゃ馬越し たずなを引けば 鈴も鳴る鳴る 馬小唄で 道中重ねた 峠の茶屋
三、木立も深き 段々畑 鳥もさえずる のどかな峠
ああ懐かし きび飯あわ飯 名残尽きない 思い出ばかり 一度はおいでよ 峠の茶屋(現地案内板より)
店内は、木々の中を抜けてきた爽やかな風が吹き、鳥の囀りが聞こえる長閑な空間です。
「金峰山を枕にし 有明海に足つけて 鼓ケ滝を酒として お月さんを肴に 飲んでみたい」と書かれた木製の額が飾られていました。なんとダイナミックな歌でしょう。
だご汁
だご汁が鉄なべに入って出てきます。ネギがたっぷりのっていて熱々で、体がとっても温まります。
【だご汁】とは、熊本の郷土料理のひとつです。だんごのことを熊本では「だご」と呼びます。大分などでは「だんご汁」と呼ばれています。
小麦をこねてちぎっただご(だんご)をゴボウ、ニンジン、サトイモ、シイタケなどの野菜と豚肉などを入れて煮込んだものです。
だご、ねぎ、ニンジン、ちくわ、かまぼこ、揚げ玉などが入っていました。
だご
手延べのだごが素朴で美味しいかったです。
定食に付いていた玉子焼き、たけのこの煮つけ、漬物、杏仁豆腐なども美味しかったです。
たけのこの炊き込みご飯
峠の茶屋のだご汁定食に付いていた蕗の煮物や焼ナスや煮豆などもとっても美味しかったです。
熊本地サイダー 南高梅
「おい」と声を掛けたが返事がない。軒下から奥をのぞくと煤けた障子が立て切ってある。向ふ側は見えない。五六足の草履が淋しそうに庇がら吊るされ屈託気にぶらりぶらりと揺れる下に駄菓子の箱が三つ許り並んでいそばに五厘銭と文久銭が散らばって居る。(草枕より)
「春風や 惟然が耳に 馬の鈴」平成元年四月 河内町長 嶋津俊二(碑文より)