古今伝授の間
紹介文
所在地:熊本県熊本市水前寺公園8-1 水前寺成趣園内
営業時間:9:00~17:30・冬期は9:00~17:00
休日:12/29~12/31
古今伝授之間の由来
後陽成天皇の皇弟・桂宮智仁親王の書院を兼ねた茶室でございます。この部屋で細川家初代の細川幽齋公が桂宮智仁親王に「古今和歌集の解説の奥義」を伝授された由緒深い建物でございます。
後に桂宮家に於て此の建物を永く保存せんが為にその御領地・山城国乙訓郡開田村(現京都府長岡京市)に在る長岡天満宮の境内に移し、長岡茶屋と申されました。
その後明治初年に之を縁故ある細川家に賜り大正元年に水前寺公園正面の現在地に昔の型通り移築されました。
屋内の杉戸には狩野・永徳の「雲竜」の墨絵(現在消滅)正面の襖に永徳の門人海北友松の「竹林七賢人」(現存)の絵があります。
この建物が建っている場所は細川藩時代藩主の「酔月亭」が在った場所です。(現地案内板より)
古今伝授の松
十六夜
十六夜(いざよい)という、黄身餡が淡雪に包まれた上品な和菓子を頂きました。大分県竹田市の荒城の月というお菓子にも似ていて、美味しかったです。
お皿にはさりげなく九曜紋が入っていました。
抹茶
茶わんにも九曜紋が入っていました。
古今伝授の間の団扇