出水神社
水前寺成趣園内に鎮座する神社です。文武の神として広く神徳をしたわれ、ことに学問の神様、産業の神様として有名です。
鎮座地:熊本県熊本市水前寺公園8-1 水前寺成趣園内
創建:明治11年10月7日
復興:昭和48年12月7日
出水神社の大鳥居
出水神社の大鳥居は、細川家初代細川藤孝(幽斎)公の三百年会を記念して、旧家臣団で組織する甘棠会と崇敬者が明治43年に建立したものである。
瀬戸内産の御影石は当時石材の花形であったことから、山口県の徳山から加工材を購入し、海上を輸送して百貫港(熊本市西部の有明海に面した港)に運び、陸上を牛十数頭を使って現在地まで搬送した。
鳥居の高さ10m、直径が92cmもあり、建立された当時、継目なしの総御影石で造られたものとしては、西日本一の大きさであった。[平成6年3月 熊本市](現地案内板より)
出水神社ご案内
一、鎮座地 熊本市水前寺公園八番一号
二、御創建 明治十一年十月七日
三、御祭神 主座 細川藤孝公 細川忠興公 細川忠利公 細川重賢公
配座 歴代肥後藩主及びガラシャ夫人
四、春季大祭 4月22~24日
秋季大祭 10月18日~20日
奉祝行事として
和歌・茶道・能楽・流鏑馬等の奉納あり
月次祭 1日・7日・15日
夏祭 薪能 毎年8月第一土曜日
五、境内神苑
水前寺成趣園(通称・水前寺公園)約7万6千平方米
当神社は文武の神として広く神徳をしたわれ、ことに学問の神様、産業の神様として有名です。ぜひ御参拝下さい。(現地案内板より)
五葉松
拝殿南西側の五葉松は細川忠利公ご愛用の盆栽の松で、樹齢四百年を経過しています。
昭和天皇御手播の松
昭和6年11月 大演習 行幸の砌
宗不旱歌碑
明治17年5月14日、熊本市上通出身。性潔癖、非妥協、純粋孤高、熊本出身の優れた歌人で、鬼才と呼ばれ放浪の歌人として有名です。
『漂白の旅にあっても病める身を暖かくいたわり疲れた足を休める寝床を与えてくれる友がふる郷にはいる」という、しみじみ友情をかみしめて感謝の気持を歌っています。(現地案内板より)
光復の碑
九曜紋が施された石燈籠
細川忠利公の像
神水 長寿の水
この石水盤は御祭神細川忠興公(三斉公)が大いに愛し「袈裟」と命名、庭に据えて日夕賞玩せられた貴重なものであります。
清冽な成趣園の湧水は阿蘇火山系の硬水から成り、量・質・味ともに最優秀水として評価を博しております。[出水神社](現地案内板より)
大鳥居