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おてもやん

熊本市内には、おてもんやん・あんたがたどこさなどの像があります。

像1

おてもやん

熊本県熊本市の熊本阪神デパート前にあります。
熊本民踊会が、会の創立25周年を記念して市に寄贈したものです。たくましく、おおらかな火の国乙女の姿を写しとったこの像は、陽気な肥後女の代表選手として、熊本の人々に愛されています。作者は熊本大学教授の石原昌一氏です。
南国特有の明るさとユーモアにあふれ、全国的によく知られている民謡おてもやん。毎年8月の第二金曜日と土曜日に「火の国まつり」が開催され、最終日にはおてもやん総おどりが行われます。

像2

おてもやんの歌詞

おてもやん あんたこの頃 嫁入りしたではないかいな
嫁入りしたことア したバッテン
御亭(おてい)どんが 菊石面(ぐじゃぺ)だるけん まアだ盃ア せんだった
村役とび役肝入どん あん人達の居らすけんで あとはどうなアと キャアなろたい
川端町ツアン キャア めぐらい 春日南瓜(ぼうふら)どん達ア しりひっ張って
花盛り 花盛り ピーチク パーチク  雲雀の子 ゲンバクなすびの イガイガドン
一つ山越え も一つ山越えて  私アあんたに ほれとるばい  ほれとる バッテン 云われんたい
追い追い彼岸も 近まれば   若もん衆も 寄らすけん熊本の  夜聴聞詣りに ゆるゆる話も  キャアしゅうたい 
男ぶりにはほれんばな  煙草入れの銀金具が それが   そもそも 因縁たい
(アカチャカ ベッチャカ チャカチャカチャ)

像3

ふれあい親子狸

●頭をなでれば、学運・霊運
●お手てをなでれば、交通安全
●お腹をなでれば、福運・安産
●珍々なでれば、珍運・子宝
●金の玉をなでれば、金運・玉運
●尻尾をなでれば、大願成就
●心をなでれば、愛情わくわく
【肥後てまり唄 顕彰会】
船場橋の近くの熊本中央郵便局の前に可愛い親子狸像があります。
肥後船場山親子狸(碑文より)

像9

肥後てまり唄

あんたがたどこさ 肥後さ  肥後どこさ 熊本さ  熊本どこさ 船場さ
船場山には狸が居ってさ  それを猟師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいとかくせ

像4

洗馬橋 熊本中央郵便局前

船場橋は、新町と船場町を結んで坪井川にかかる橋である。
このあたりは、昔、坪井川の船着場であったため船場と呼ばれ、川の名まで船場川とも呼ばれた。大正頃まで木橋であったが、昭和4年に市電殿山線が敷設されるとき鉄筋コンクリ―トの橋になった。
肥後手まり歌の、「せんば山には狸がおってさー」のせんば山とは昔右岸に連なる小高い繁みがあったといわれる。
この橋の両たもとには歌にちなんで、エビと狸を象った橋柱燈が設けられている。(現地案内板より)

像11

狸の橋柱燈

船場橋の欄干にある狸の橋柱燈

像7

手長海老の橋柱燈

あんたがたどこさ 肥後さ  肥後どこさ 熊本さ  熊本どこさ 船場さ
船場川にはエビさがおってさ  それを漁師が網さでとってさ
煮てさ 食ってさ うまさが さっさ

像8

あんたがたどこさの二番にエビが登場するので、海老なんですね。

像5

タヌキの像

熊本中央郵便局前にあります。

像10

狸地蔵

像6

桜町の福がえる

桜町の布団にふんぞり返るはこの福がえる
ふと振り返ると数多の神話がよみがえる
猿田彦とヒキガエル、芭蕉とかわず
ぽってりおなかの福がえる
これらに替える新たな神話を産み落とす
ぽてっ腹なで、その小生意気な顔見上げると、イヤな気分もケロッと忘れる
土産物、買わずに帰るそんな日も、腹が福へと変わりますよう、桜町のかえるの腹なで帰る
平成16年8月吉日(現地碑文より)


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