加藤清正公座像
この加藤清正公の銅像は、熊本城を背にして、陣羽織に蛇の目紋の桶側胴、長烏帽子を被り、桔梗紋の具足を着けています。そして手には采配を持っています。
所在地:熊本県熊本市中央区花畑町 熊本城のすぐ近くにあります。
いまもここで、熊本城を守っている様です。
日本三名城の一つに数えられる熊本城を築いた加藤清正は、天正16年(1588年)肥後半国の領主として隈本城に入り関ヶ原の戦い後、肥後五十四万石の大名となる。
この間、熊本城の築城に着手し慶長12年(1607年)完成させたといわれ、隈本を熊本と改名した。土木治水をはじめ城下町の形成に力を注ぎ、現在の熊本市発展の基礎を築いた。
今でも「清正公(せいしょこ)さん」と親しまれ、多くの人びとの崇敬を集めている。(現地碑文より)
加藤清正公の坐像(銅像)がある場所
この地は、加藤清正の「御花畑屋敷」の西北隅にあたる。細川時代には、城内に至る「下馬橋(げばばし)」のたもとで、また「お花畑」と呼ばれる藩主の屋形の一角であった。
このように由緒があり、城内への重要な登城口である現在地に、加藤清正公の銅像を設置することが最もふさわしく、辛島公園ロータリーから移設したものである。
平成3年9月 熊本市長 田尻靖幹(現地案内板より)