本妙寺公園
浄池廟の裏手にある300段の石段を登ったところにあります。
所在地:熊本県熊本市花園
中門をくぐり、右手に宝物館、左手に鐘楼、そして浄池廟拝殿、その後ろに浄池廟本殿、本殿の左手には、金官の墓、右手には大木土佐守兼能の墓、金管の墓からさらに山手に上っていくと、300段の長い石段があります。清正公325年祭に清正公の大銅像を本妙寺山中腹に建設する時に、銅像の運搬道路、参道として作られたのがこの300段の石段です。
この石段は銅像建立の謂れを後世に残すため、清正公325年祭を記念し、300段を25段ずつに区切り、踊り場を設けています。300段の石段の上には、清正公の立像が待っています。
胸突雁木をフ~フ~言ってやっと登ってきたのに、今度は300段の石段に吃驚。地元の方々やトレーニング中と思われる方々は、さっさと軽く登っていきます。ヒ~ハ~言いながら登っている私を見かけ、「まだまだあるよ~。頑張れ!」と口々に励まして下さいました。
加藤清正公立像
加藤清正公立像は、本妙寺の境内にあります。
胸突雁木(むなつきがんぎ)と呼ばれる急勾配の石段を上ると、浄池廟があり、その裏手のさらに長い石段を上ると清正公の立像がみえます。
浄池廟は、加藤家代々の菩提寺です。天正13年(1585年)に、清正公が父の菩提寺として大阪に建立したものを肥後入国後、熊本城内に移した、開創約400年の日蓮宗の名刹です。清正公の逝去後、現在の中尾山中腹に移建しました。
こちらの清正公立像の目線の先には、熊本城があり、熊本城下が広がります。亡くなっても尚、今も清正公は熊本を見守って下さっているのでしょうね。