秋月八幡宮
あきづきはちまんぐう
所在地:福岡県朝倉市秋月上秋月1717-1
秋月の黒門から徒歩で7分~10分の場所にあります。
秋月八幡宮由来
秋月八幡宮の歴史は古く、平安時代中期の940年、朝廷に謀反を起こした藤原純友の追
捕使としてこの地に来た大蔵春実が、神布皇后の旧地とされる宮の丘(現在の社のある周辺)で戦運を祈願したところ、たちまち純友の乱を平定することが出来たことから、946年、この地に武人の守護神として神社を建立したのが始まりだと記されています。
その後、鎌倉時代に移り1203年、秋月氏の祖といわれる秋月種雄公(大蔵春実の八世孫)が秋月の地に移り住むようになり、現在の社の本宮を造営したとされています。社は、秋月氏によって400年に渡って代々修造が加えられて多くの信仰を集めてきましたが、秋月氏の高鍋への移封によって久しく退廃していったとあります。
江戸時代に入り1624年、秋月藩初代藩主黒田長興公が就封されてからは、15年ごとに数次にわたって社の本宮、拝殿の改修が行なわれて施設が完備されると共に、夏秋二度の祭事が賑やかに行なわれるなど、近隣の住民の信仰が大変厚かったと記されています。現在も7月の夏祭り、10月の御神幸の御降りなどが行なわれています。
歴史のある郷土秋月でも由緒ある建造物として800年にわたって現在まで受け継がれている八幡宮は、数少ない歴史的建造物となっています。(現地案内板より)
鳥居の扁額には「八幡宮」と記されていました。
秋月八幡宮本殿
鳥居
拝殿
拝殿前の狛犬
阿の狛犬
吽の狛犬
竹林
竹林に囲まれた急勾配の石段