朝倉堀川用水
堀川用水
所在地:福岡県朝倉市
堀川用水は筑後川の上流から流れてくる大量の水を筑後川の押し出す力を利用して山地の裾野の田地に運びます
日本疎水百選 堀川用水
寛文2年~3年(1662年~1663年)のかつてない大干ばつによる飢饉が契機となって、寛文3年(1663年)には筑後川から取水する人工の堀川用水が完成し、水田が広がりました。しかし堀川用水面より高い北側の土地も水田にしたいと願う、朝倉の農民たちの英知が水流を動力とする自動回転式の三連水車と二連水車を開発しました。日本では水田を潤す、ただ一つの揚水車として、今なお原形をとどめて稼働しています。
美しい姿の水車は、朝倉市のシンボルとして農村風景に映え、ここを訪れる人に感動と安らぎをこれからも贈り続けることでしょう。
平成19年5月31日 朝倉市観光協会(現地案内板より)
可愛いきのこが生えていました。