杉の馬場 桜並木
秋月 杉の馬場
所在地:福岡県朝倉市秋月野鳥
江戸時代は馬の調教の場としての杉並木道でしたが、日露戦争の戦勝記念に桜に植え替えられたそうです。春は約500mの桜のトンネルを楽しめます
杉の馬場
城へ向かう登城道で、杉の並木が両側に生い茂りその中で武士たちが馬術などの腕を競ったところである。江戸中期に杉は伐採され、明治になり日露戦勝祈念に桜が植えられ現在に至っている。(現地案内板より)
杉の馬場と稽古館跡
この桜の並木道を杉の馬場という。むかしこの辺りに杉の大木があったためその名ありといわれる。桜並木となったのは明治38年(1905年)、日露戦争戦勝記念の遺産である。この道は城跡に通ずる。ここはそのむかし藩主のお成道。そしてまた藩士たちの登城道。時には馬術の稽古も行なわれた。当時両側には土塀を巡らした厳めしい門構えの武家屋敷が並んでいた。いうなれば秋月城下のメインストリート。 藩学稽古館はこの石垣の上にあった。ここは藩士たちの文武修行の大道場。安永4年n(1775年)創設、文化7年(1810年)大拡張、明治4年(1871年)廃藩とともに閉鎖される。その間原古処・吉田陽平らの学者、教育者、武芸者たちが輩出した。ここの景観は四季を通じて佳。中でも花の季節が一番良い。花の4月には毎年春祭りも催される。(現地案内板より)