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わっしょい百万夏まつり

わっしょい百万夏まつり

所在地:福岡県北九州市小倉北区

わっしょい百万夏まつりは、1988年(昭和63年)市制25周年を機に、市民の心を一つに合わせ多くの人々が楽しめるまつりとして始まりました。北九州市には、小倉北区、小倉南区、八幡東区、八幡西区、門司区、若松区、戸畑区の七つの区があります。市内各地区を代表する祭りが一堂に会します。

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北九州の夏祭大集合

わっしょい百万夏まつりは、毎年夏に行われる北九州市を代表する祭りです。例年8月の第1土曜日および日曜日の2日間行われます。
北九州市の夏まつりが小倉北区小文字通りに大集合します。小倉祇園太鼓、黒崎祇園山笠、戸畑祇園大山笠、若松五平太ばやし、大里電照山笠の北九州市の5つの夏まつりが集合します。各地区のおまつりを一度に味わえると言う、なんとも豪華で贅沢なお祭りとなっています。

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小倉祇園太鼓

小倉祇園太鼓は、400年以上の歴史を持つ、県の無形民族文化財に指定されているお祭りです。山車には太鼓が備え付けらていて、太鼓を敲きながら、鉦を鳴らし、「アッ ヤッサ ヤレヤレ」の掛け声に合わせ、両面歩行打ちをしながら進みます。
小倉祇園太鼓は、映画「無法松の一生」にも登場しています。人情は人一倍あるが、喧嘩っ早く無鉄砲な為、「無法松」と呼ばれた、人力車夫の富島松五郎が大正六年の小倉祇園祭に、成人した敏雄(吉岡大尉の一粒種)と、夫人(吉岡大尉の妻)を案内し、複雑な心境で祇園太鼓を打つ姿はご存知の方も多いと思います。

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小倉祇園囃子

小倉名物 太鼓の祇園  太鼓打ち出せ 元気出せ  ア、ヤッサヤレヤレヤレ
小倉祇園さんはお城の中よ  赤い屋根から太鼓がひびく  ア、ヤッサヤレヤレヤレ
太鼓打つ音 海山越えて  里の子供も浮かれ出す  ア、ヤッサヤレヤレヤレ
笹の提灯 太鼓にゆれて  夜は火の海小倉の祇園  ア、ヤッサヤレヤレヤレ
八坂神社に揃うて参れ  揃い浴衣で皆まいれ  ア、ヤッサヤレヤレヤレ

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黒崎祇園

黒崎祇園山笠 八幡西区黒崎地区のお祭りです。華やかな人形山笠で、夜になると煌びやかな電飾が点きます。「喧嘩山笠」の異名を持つ、勇壮で激しく、男っぽい祭りです。すごいスピードで豪華絢爛で巨大な山笠を曳き回す姿は圧巻です。

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黒崎祇園山笠 黒崎祇園山笠は、県の無形民俗文化財に指定されています。煌びやかな人形飾りと派手な電飾で賑やかな山笠なのですが、別名「喧嘩山笠」と呼ばれる程、激しい曳き回しをします。豪華で派手な山笠を男衆が力強い曳き回しをする様は、勇壮で観客を惹き付けます。

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戸畑祇園

戸畑祇園太鼓戸畑祇園大山笠は、1803年を起源とし、国の重要無形文化財にも指定されている、戸畑区の歴史あるお祭りです。昼は、古式ゆかしい幟大山笠ですが、夜になると飾をはずし、 光のピラミッドと呼ばれる、提灯大山笠に姿を一変させます。戸畑祇園大山笠は、12段×309個の提灯をピラミッド状に飾った「提灯大山笠」です。鉦や太鼓のお囃子と、「ヨイトサ、ヨイトサ」の掛け声にあわせ、勇壮でダイナミックな光の絵巻を繰り広げます。

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戸畑祇園太鼓は、威勢のいい鉦や太鼓のお囃子に合わせ、「ヨイトサ、ヨイトサ」の掛け声で、この大山笠を約60人~80人で担ぎます。時々倒れそうになりハラハラします。今年は大丈夫でしたが、時には提灯が燃え上がったこともありました。白法被にねじり鉢巻、白足袋姿で勇壮に大山笠をかきまわす男らしい祭りです。

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門司電照山笠

大里電照山笠は、奉納太鼓でもあります大里太鼓を乗せ、華やかに電照された山笠です。上部がクルクルと旋回しながら進みます。

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大里電照山笠は、大里太鼓を乗せて、ちょうちんが並んでいる上部がくるくると旋回します。たくさんの提灯や華やかな電照が祭に参加する人々や観客の顔を照らし出します。山笠の全面には、豆絞りのねじりはちまきをきりりとした、きれいなお嬢さんがすくっと立っていてとても美しかったです。

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大里電照山笠で打ち鳴らす大里太鼓は、奉納太鼓として遠く一千年前、戸ノ上神社鎮座の頃から始まったとされています。明治の中頃、太鼓の名人広光宮司が神殿で奉納する太鼓が人々の好感を呼び、春・秋の大祭が盛んになりましたが、昭和の一時期途切れていました。昭和46年地元の人々の懐旧の情から郷土芸能として復活し、昭和61年から大里太鼓を乗せ、今日の様に華やかに電照されるようになりました。

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八幡東ねぶた

こちらの魚の形をした山車は、八幡東区の新しいお祭りです。八幡東区は「製鉄の町『火の町』」ということで、「火」を連想させる祭り「ネブタ」を、地区に潤いと子供達に夢をということで、2000年に始められたそうです。笛、太鼓のお囃子の音色にのって、「ラッセラー♪ラッセラー♪」の掛け声を元気よく出しながら跳人が楽しそうに踊っていました。本場青森の「ねぷた」と比較すると山車の大きさも迫力も1/10以下だと思いますが、可愛らしいプチネブタです。これから年々盛り上がっていくことを期待しています。

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八幡東区には新日鐵八幡工場があり、製鐵の町と呼ばれています。2000年から始まった、製鉄の溶鉱炉の火をイメージした新しい祭が八幡ねぶた祭です。「ラッセラー ラッセラー」の掛け声と共に、お囃子が鳴り響き、跳人が跳ねるように踊ります。

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「地域に潤いを!子供たちに夢を!」が合言葉で、ねぶたは全て手作りです。昨年もみかけたニモのねぶたに加えて、今年は新作の風神・雷神ねぶたや、北九州空港の開港を記念した飛行機ねぶたも登場しました。

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風神雷神

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風神雷神

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ニモ

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北九州市庁舎と小倉城と紫川

北九州市庁舎の室内蛍光灯の点灯により、百万という文字を現しています。平成30年2月1日現在、北九州市の推計人口は、949,141人です。実は残念ながら百万を割っています。

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リバーウォークと紫川

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小倉城と紫川

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