篠崎八幡宮・狛犬
篠崎八幡宮
所在地:福岡県北九州市小倉北区篠崎1-7-1
篠崎八幡宮には、様々な狛犬が奉納されています。また、力石や蛇の枕石などがあります。
狛犬阿形
丸っこい可愛い狛犬です。
狛犬吽形
狛犬阿形
狛犬吽形
歯をむき出して、にか~っと笑っている様に見えます。
狛犬阿形
狛犬吽形
狛犬阿形
狛犬吽形
力石
力石由来記
神功皇后が三韓から凱旋の時、筑前の宇美で皇子を御安産され、翌年穴門(長門)の豊浦宮に御向かいになる途中、鷲尾山の山頂(当神社を宮尾山に遷座する前の場)にあった大石(力石)の上に皇子(後の応神天皇)をお立たせ、遥かに菊の長浜や文字ヶ関を望み、群臣を顧みて、「穴門は近し」と御懐かしみなさった。敏達天皇の御代、この故事に基づき鷲尾山の麓に神社を建て、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇を祀られたのが篠崎八幡神社の起源である。その後、仁明天皇の御代、現在の宮尾山に御遷座なさり、この大石を「子安成長」「立身出世」の御利益のある霊石「力石」として崇敬される。(現地案内板より)
八雲社(祇園社)
御祭神:須佐之男命・櫛名田比売
御由緒
かつて、宮尾山の麓に蛇渕と呼ばれた大渕があり、大蛇が住んでいて多くの住民に害を為していた。
初代の篠崎神社大宮司・葛城小藤丸が御神託によって須佐之男命(古事記より。出雲国にて八岐大蛇を退治した神)の御霊をお招きして、宮尾山の上に祠を建てお祀りし、住民の安全を祈願した。そのお陰で大蛇はおとなしくなり住民は安心して暮らせるようになった。後、この地は地域住民に祇園の社又、御蛇山と呼称され現在に至り、「厄除」「縁結び」の神として崇敬される。(現地案内板より)
蛇の枕石(夜泣き石)
蛇の枕石の御由緒
八雲社のお導きにより、荒れ狂っていた大蛇も蛇渕で静かに暮らしていた。年頃となった折、美しい女蛇と出会い恋に落ちてしまった。ある日、女蛇は貴船神の急の使いにより大蛇の元を去った。大蛇は恋しさに、紫川左岸の蛇渕(現在の木町付近)の大石に毎夜現れ、その石を枕にして「女蛇恋し」と大声で泣いた。八雲社の御祭神のお導きで、大蛇は竜神となり天に昇った。人々はその石を「蛇の枕石」「夜泣き石」と呼び、この事が遠近に伝わって「安穏祈願」「恋愛成就」「子供の夜泣き封じ」等として崇敬されている。
昭和47年、木町より八雲社のお祀りしてある当神社境内に遷された。(現地案内板より)