篠崎八幡宮
篠崎八幡宮
所在地:福岡県北九州市小倉北区篠崎1-7-1
篠崎八幡宮は、8000坪の静寂で緑豊かな杜に囲まれています。木々の緑と鮮やかな朱色(蘇芳色)とのコントラストが美しい神社です。
御祭神
仲哀天皇・應神天皇・神功皇后
篠崎八幡宮御由緒
上古神功皇后筑前宇美にて皇子(應神天皇)を御安産翌年長門豊浦宮への御途次豊前鷹尾山頂より関門方面を眺め「穴門近し」と仰せらる。敏達天皇の12年勅命を以って鷹尾山の麓に祠廟を建て應神天皇・神功皇后を祭祀せしめらる。是れ篠崎神社の起源なり。
天正12年宮尾山に御遷座あらせられ、爾来社殿の御造営7回あり。現社殿は伝統の八幡様式に近代技術を採り入れ、昭和46年9月竣工す。創社以来凡そ壱千四百年神威宇内に輝く(碑文より)
朱連灯篭
鳥居門の下、正面石段沿いに並べられた朱連灯篭は、表参道を明るく華やかに包みます。篠崎八幡宮唯一の朱色(蘇芳色)に塗られ、屋根は重圧な銅版葺の春日造です。
鳥居門
90段の正面石段には、朱連灯篭が連なり、その先に鳥居門があります。
随神門
随神門は、昭和54年に竣工されました。門の両袖には随神が鎮座しています。右が豊磐窓神、左が櫛磐窓神で、先触れの神と同一の神といわれています。
社号碑
こちらの社号碑は、昭和62年に竣工されました。当時の神社本庁統理徳川宗敬の揮毫です。
玄監
随神門の上には、「玄監」の大額が掲げられています。これは、5代藩主小笠原忠苗公の筆です。玄監とは、「襟を正し、姿をみさだめ、神域に臨む」という意味です。
御社殿から神楽殿、随神門、社務所、廻廊、鳥居門、東西大鳥居に至るまで、蘇芳色にも近い当社唯一の総朱塗彩色で統一され、広い境内に見劣りしない奥行きと佇まいを持った社殿です。
御神殿
切妻造、平入の三間社流造の本殿より、内陣・外陣・大床・陛・祝詞舎・内拝殿・外拝殿からなっています。拝殿は正面に大きな千鳥破風をおき、その前に唐破風の向拝屋根を張り出しています。屋根部分は木造の銅版葺、柱下は鉄筋コンクリート、基壇には御影石を使用しています。
手水舎
手水舎は、昭和62年に竣工されました。
南石鳥居
寛延4年6月 越中富山薬種屋、権七奉納
東赤鳥居
昭和49年に竣工されました。紫川篠崎大橋、都市高速から総覧できます。