岡田神社
岡田神社
所在地:福岡県北九州市八幡西区岡田町1-1
かつて菊竹の浜にあり、洞海一帯の地主神でした。古事記に神武天皇が東征の途中に本宮に詣でて、天神地祇(八神)を親祭したと書かれています。慶長10年(1605年)頃に、黒崎の宿が整備され始めたのを機に、黒崎の産土神となりました。長崎街道を行き来する諸大名にも崇拝され、現在も50余町の産土神として敬われています。
中殿(岡田宮):神日本磐余彦命(神武天皇)
右殿(熊手宮):大国主命・少彦名命
左殿(八所宮):高皇産霊神・神皇産霊神・玉留産霊神・生産霊神・足産霊神・大宮売神・事代主神・御膳神
鳥居
門と神主
門
屋根
拝殿
拝殿の岡田宮神額は、宝永4年(1707年)に黒田藩儒学者の貝原益軒が奉納した神額です。貝原益軒は、養生訓や大和本草・筑前国続風土記等を書いた江戸時代を代表する学者です。