村庄屋跡松尾家
松尾家
所在地:福岡県北九州市八幡西区木屋瀬4丁目7
村庄屋だった松尾家の建物は、江戸時代末期の建築で、木屋瀬を代表する町家の一つです。
木屋瀬には村庄屋、宿庄屋、船庄屋の三庄屋が置かれ、村庄屋は村全体を統括した。松尾家は屋号を灰屋と称し、問屋役・人馬支配役、村庄屋などを務めた。当家には江戸時代後期から明治初期にかけての木屋瀬宿駅、郡方、村方に関する貴重な資料が多数伝えられている。
この建物は江戸時代末期の建築で、木屋瀬を代表する町家の一つである。妻入りの入母屋造り、漆喰を軒裏まで塗り込めた大壁造りで、かつて二階に鉄格子付の窓を設け、外側に防火戸を建てた。居室部には摺り上げ戸が残る。(現地案内板より)
二階に鉄格子付の窓