立場茶屋銀杏屋内部
立場茶屋銀杏屋
所在地:福岡県北九州市八幡西区石坂1丁目4番6号
銀杏屋は長崎街道に残る「上段の間」をもつ唯一の立場茶屋の遺構として、近世交通史を考える上で重要であるとともに、建築年次が明確で質の高い主屋は、近世の町屋建築を考える上で重要なものです。
開館時間:10:00~16:30
休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、その翌日が休館)・休日の翌日・12/29~1/3
入館料:無料
欄間
上段の間
大名や幕府の高官などが利用しました。上段の間は一段高い床に床の間や平書院、天袋を備えた造りになっています。柱は杉材、鴨居や敷居は松材が用いられています。(現地案内板より)
箱階段
多くの町屋にみられ、階段と箪笥を兼ね備えています。この箱階段は、ケヤキ材を使用しています。(現地案内板より)
階段
2階
竹野地
瓦屋根の下地(野地)には、竹が用いられています。
梁
土天井
竹の上に藁を置き、その上に厚さ3cmほどの土を塗っています。防火、防塵、防犯、保温などの機能が考えられますが、何のために造られたのかは、解っていません。(現地案内板より)