木屋瀬
木屋瀬
所在地:福岡県北九州市八幡西区木屋瀬
北九州の西端に位置する市街地で、宿場町木屋瀬の名残として古い町並みが続いています。江戸時代には、長崎街道の宿場町として栄え、筑前六宿の一つに数えられていました。
江戸時代に、徳川幕府は江戸中心の街道を幹線道路とし、全国に宿駅を整備しました。街道には五街道と脇街道がありました。豊前小倉と長崎を結ぶ長崎街道は、九州で唯一の脇街道です。57里(約240km)のこの街道には25カ所の宿場があり、このうち福岡藩内の黒崎・木屋瀬、飯塚、内野、山家、原田の各宿は、筑前六宿とよばれ大変な賑わいをみせました。木屋瀬には、往時を偲ばせる建物が残っています。
問屋場跡・野口家
人馬継や飛脚・荷物を取り扱う所である。仕事上、問屋場前は広場になっていて、道路幅も他が5メートル程であったのに対し、7.5メートルと広く、また水害に備えて宿内で一番高い位置にあった。最後の問屋は野口家であって、長崎街道沿いに飛脚井戸も残っている。また、明治4年(1871年)木屋瀬郵便取扱所の開設のとき、野口家が初代の郵便取扱人になっている。(現地案内板より)
菜の花診療所
ピアスペースのーてぃす
築110年以上の町家を改装したカフェです。