折尾駅旧駅舎
JR折尾駅
所在地:福岡県北九州市八幡西区堀川町1番1号
JR九州の駅で、鹿児島本線及び筑豊本線ではその最西端の駅です。日本で初めての立体交差駅です。鹿児島本線と筑豊本線が交差していましたが、2012年に高架化事業の着工が行なわれ、立体交差は2017年に見納めとなりました。折尾駅の改修工事は、2019年度に完了する予定です。
JR折尾駅周辺のJR鹿児島本線、筑豊本線、短絡線の3線を高架化します。このうち、鹿児島本線は現位置で高架化し、筑豊本線・短絡線の2線を西側に約300m移設・立体化します。これにより、駅部で3線が同じ高さで整備され、駅舎が統合でき、乗り換え利便性が向上すると共に、幹線道路や駅前広場の効率的な整備が可能となります。
完成:大正5年11月5日
構造:木造2階建て、寄棟屋根で中央棟と左右の翼部で構成されています。
施主:鉄道省
折尾駅東口駅舎
昭和60年に大改修が行われ、屋根や外壁が大きく変更され、大正5年当初の部材は棟飾りのみです。内部では、待合にある化粧柱、柱頭部の装飾金物、格子天井、柱下部の円形ベンチ、開口部廻り装飾が当初の部材として残っています。
円形ベンチ
柱下部の木製円形ベンチ
柱頭部の装飾金物
格子天井
改札