木創りの道具たち
北九州イノベーションギャラリー
所在地:福岡県北九州市八幡東区東田東田2丁目2番11号
2017年4月15日から2017年7月9日の間、「木・和・美の技『木創りの道具たち』」展が開催されました。「描く、挽く、彫る、叩く、削る、塗る」の工程で利用される様々な大工道具が展示されていました。
大工の棟梁というのは材の選定から、設計、施工までを行う事ができる人。図面を引き、木材を加工する技術も備えているのです。その一つが規矩術と言われるものです。規矩術に欠かせない曲尺は表には寸目、裏には表目を√2倍した目盛りが刻まれています。(現地案内板より)
本格的な建物を作るために必要な大工道具の数は(昭和18年に調査)179点とされていますが、ここにあるのは必要最低限度となる89点の大工道具です。その日使うものを道具箱に入れ、現場へ持っていくのは弟子の役割でした。(現地案内板より)
曲尺、墨壺などが展示されていました。
墨壺
墨を打つのに使います。
鋸
のこぎり
前挽大鋸
木挽が使う前挽大鋸(まえびきおが)です。
朱壺
鋸
のこ 材を縦挽き
斧
おの
金槌・釘抜
かなづち・くぎぬき
鑿
のみ
鉋
かんな
砥石
といし
中塗鏝
なかぬりごて