曹洞宗 宗玄寺
宗玄寺
所在地:福岡県北九州市小倉北区寿山町1-57
曹洞宗宗玄寺は、小笠原初代藩主忠真の父秀政が慶長19年(1614年)、信州松本に創建した寺院です。その後、寛永9年(1632年)小笠原氏の小倉藩への転封に伴ない、小倉北区の馬借に移されました。
曹洞宗宗玄寺は、小笠原初代藩主忠正(忠真)の父秀政が慶長19年(1614年)、信州松本に創建した寺院です。初め臨済寺と称していましたが、秀政の死後宗玄寺に改めました。
その後、寛永9年(1632年)小笠原氏の小倉藩への転封に伴ない、小倉北区の馬借に移されました。
慶応2年(1866年)長州との戦いでは、幕府軍の本陣となり戦火で焼けました。明治4年(1871年)に再建され、昭和51年(1976年)に現在地へ移転しました。
第十四世住職の仏海和尚は書に優れ、すぐ近くにあった開善寺(現在小倉南区湯川に移転)の名僧蘭山とともに、「徳は蘭山、書は仏海」といわれた名僧です。
境内には仏海和尚をはじめ、歴代住職や家老などの墓があります。
北九州市教育委員会 (現地案内板より)
宗玄寺山門
「江南法窟」の額が掲げられています。
門扉には三階菱があしらわれています。
不許軍酒入山門と石碑に書かれています。
木造仁王像阿形
木造で、勇ましい姿です。