木の橋
常盤橋
所在地:福岡県北九州市小倉北区室町2丁目
木の橋(常盤橋)は、長崎街道の起点に架けられた木製の橋です。人道橋で、車は通ることができません。長崎街道、中津街道、秋月街道、門司往還の起・終点でした。
長さ:85.0m・幅員:6.0m・完成:平成7年
紫川下流で最も川幅が狭い場所に位置し、治水対策として川幅が広げられるために架け替えられた橋です。
長崎街道の起点として古くから橋が架けられていたことや、その昔洪水のたびに橋が流されていたことなどの歴史を考慮し、日本の優れた木橋工法で再現した、昔懐かしい雰囲気の橋です。
木の橋の木材は、西アフリカ・カタール産のボンゴシという、強度と耐久性に優れた木材を使っています。圧縮の強さは、コンクリートの四倍ともいわれています。
この橋を渡った先には、リバーウォークなどがあります。
江戸時代には、昔ここに架かっていた橋を象が渡ったそうです。