門司港レトロの海辺の道
ドラマシップからレトロ地区へ
所在地:福岡県北九州市門司区レトロ地区
門司港の海峡ドラマシップから、門司駅方面へ向かっていく途中の海岸通りには、途中ベンチが設置されています。
時々ベンチに座ってオカリナを演奏している方、サックスやトランペットで素敵な曲を演奏している方などをみかけます。また、野鳥の囀りが聴こえてきたり、野鳥の姿もみかけます。犬もよく散歩しています。
関門海峡や関門橋もよく見えて、海岸通は雰囲気があって絵になります。
昭和39年(1964年)に門司港は小倉港、洞海港、(若松・戸畑・八幡港)と統合され、北九州港が誕生しました。北九州港は平成21年(2009年)11月15日に、開港120周年を迎えました。
レムチャンバ姉妹港締結記念碑
1991年7月22日に門司港とレムチャバン港は姉妹港として締結しました。レムチャバン港は、バンコクから東南130Kmのシャム湾に位置し、1991年に開港したタイ王国で最初の本格的な外洋港です。(現地案内板より)
門司市 畜産組合馬水飲み場
石碑に書かれている碑文によると、戦時中にたくさんの農耕馬が軍用として徴発され、その農耕馬の内数百万頭は、門司港から軍用船で戦地へ送られたそうです。その出征馬たちは、最後の「お別れの水」をこの水飲み場で飲んだそうです。馬たちは再び日本の土地を踏むことはありませんでしたので、ほんとうにお別れの水となってしまったのですね。なんだか切ないです。
門司港出征の碑
ご存知ですか。先の大戦中、ここ門司1号岸壁から200万人を超す将兵が、はるか南方の戦線に、あるいは大陸の戦地へと赴いたことを…。そして手数の160万人の将兵は、生きて再び故国の地を踏むことができなかったことも…。
門司港の山河を日本最後の風景としてその目に焼き付け、遠く離れた戦線に向かった多くの将兵を偲び、恒久平和を願う不戦の誓いを込めてここに「門司港出征の碑」を建設しました。
近代日本黎明期から門司港の発展にこの港湾が重要な役割を果たしてきましたが、この碑が忘れてはならない歴史の語り部となりますように…。
門司港出征記念碑建設委員会(碑文より)