コムラサキ・白山吹の実・花筏
白野江植物公園
所在地:福岡県北九州市門司区白野江2丁目
コムラサキの実・白山吹の実・花筏・トベラの実・ヤブミョウガの実・ヤブランの実
コムラサキ
クマヅラ科 ムラサキシキブ属
紫式部(ムラサキシキブ)を小さくした品種なので、小紫(コムラサキ)と名付けられました。
コムラサキは、根元に近い方から順次開花し、先端に向かって咲きます。それを追うように実をつけていきます。実は最初は緑ですが、段々美しい紫に変わります。
小紫
こむらさき
花筏の実
花筏(ハナイカダ)の花は、葉の中央に咲きます。その花が黒い実になります。葉の中央につく花が筏に乗っている様なので、花筏と名付けられました。
葉が落ちてしまったハナイカダの実
ヤブミョウガの実
藪茗荷(ヤブミョウガ)は、ツユクサ科の多年生草本植物です。8月頃に白い花を咲かせ、初秋に直径5mm位の球状の実を付けます。実は最初は緑ですが、熟すと青紫になります。
ナギイカダの実
梛筏(ナギイカダ)は、スズラン亜科の常緑小低木です。葉は退化していて、末端の茎が葉のように扁平になり、先は鋭いとげになっています。この葉状茎の上に花が1個ずつ付きます。冬には赤い果実を付けます。
トベラの実
節分にこの木の枝を玄関にさして、鬼除けに用いることから、「扉の木(とびらのき)」と読んだことから「トベラ」という名前が付きました。白い小さな花が咲きます。
トベラの実
トベラ
はじけたトベラの実
トベラ
ヤブランの実
藪蘭(ヤブラン)は、キジカクシ科ヤブラン属の多年草です。夏から秋にかけて紫の花を咲かせ、花が終った後、黒っぽい小さい実を沢山つけます。
藪蘭
ヤブラン
シロヤマブキの実
シロヤマブキの実がなっていました。黒くてちぃっちゃくてピカピカ光っている可愛い実です。因みにシロヤマブキとヤマブキの違いは、シロヤマブキの実は4個がひとつになっています。花弁とガクが4個だからです。ヤマブキはの実は5個がひとつになっています。花弁とガクが5個だからです。お花の色は、もちろんシロヤマブキは、白。ヤマブキは黄色。シロヤマブキの葉は、各節に2枚で対になっています。ヤマブキの葉は、各節に1枚で、交互についています。