ダイハツ・ミゼット
DAIHATSU Midget
ミゼットは、ダイハツ工業が1957年(昭和32年)から1972年(昭和47年)まで生産・販売していた軽自動車規格の三輪自動車です。
ダイハツ ミゼット
DAIHATSU Midget MP型1964年製
バーハンドルタイプのDK型の後継として1959年9月に発売された。特徴はノーズ部分と一体化された運転席。DK型と比べてスタイリッシュとなり、ハンドルをバイクのような一般的な丸ハンドルへと変更し、運転がし易くなっている。エンジンは当初250cc10馬力と、305cc12馬力の2種類が用意された。
デビューがテレビの一般家庭普及と同時期ということもあり、大村昆と佐々十郎のテレビCMが人気に拍車をかけた。1961年にはパキスタンでノックダウンによる現地生産も開始。1972年に生産が中止されるまで336,534台が生産され、その半分が東南アジア方面に輸出された。(現地案内板より)