海上保安庁 巡視船いなさ
巡視船いなさ
門司港みなと祭のイベントのひとつとして、門司西海岸にて、海上自衛隊の護衛艦「はるゆき」と 海上保安庁の「いなさ」などが一般公開されました。門司港みなと祭は、日本三大みなと祭(横浜・神戸・門司)のひとつと呼ばれ、門司の伝統行事のひとつとなっています。
船型:180トン型巡視船
番号・船名:PS03 いなさ
所属:唐津海上保安部
全長:43.0m
総トン数:180トン
武器:20ミリ機関砲・小銃・けん銃
竣工:平成2年1月
海の安全や国境を守る巡視船です。平成2年1月に長崎海上保安部配属となっていましたが、平成17年3月に唐津海上保安部に配属替えとなり、主に玄界灘西方海域を中心に警備救難業務に従事しています。
20ミリ機関砲
海上保安庁のいなさに搭載されている、20ミリ機関砲(バルカン砲6銃身)です。バルカン砲とは、アメリカ合衆国で開発されたガトリング砲M61の製品名です。先端は真鍮のキャップが装着されています。ニュース等でご覧になったことがある方も多いと思います。こういうものが実際に使われることがない世の中であってほしいです。
いなさ内部
操舵装置
艦内を案内してくださった海上自衛隊の方と海上保安庁の方にそれぞれ、「ドラマや映画の『海猿』人気の影響はありますか」と尋ねると、「はい、確かに最近は各地で気軽に声を掛けていただいたり、こうして護衛艦の一般公開をしても女性客が増えました」と異口同音に応えて下さいました。