旧サッポロビール醸造棟
旧サッポロビール醸造棟
所在地:福岡県北九州市門司区大里本町3丁目11-1
北九州市門司麦酒煉瓦館に隣接して旧サッポロビール醸造棟があります。また、旧組合棟は、赤煉瓦物産館になり、旧倉庫棟は赤煉瓦交流館になっています。これらの煉瓦館がある一帯を門司赤煉瓦プレイスと呼んでいます。
旧サッポロビール醸造棟
煉瓦造七階建
建築面積 約1211.73平方メートル
延床面積3029.33平方メートル
平成12年度まで醸造所として稼動していました。内部には大変貴重なドイツ製の醸造機器が展示されています。
鉱滓煉瓦造りの門司麦酒煉瓦館と赤煉瓦造りの門司赤煉瓦プレイスが並んで建っているのもおしゃれです。
醸造場と倉庫は赤煉瓦造建築で、門司麦酒煉瓦館とは明確な対比を見せています。醸造場は海側にファザードを向け、アーチの連窓、ゼブラ模様の御影石を配し、オランダ破風を思わせる屋根の一部、二層、三層、五層というボリュームで構成されています。
赤煉瓦写真館
旧組合棟
大正6年築
煉瓦造平屋建
建築面積:107.43平方メートル
延床面積:107.43平方メートル
醸造棟組合棟とも基本設計はドイツのゲルマニア社と伝えられ、実設計は林栄次郎と推定されています。
赤煉瓦物産館では、サッポロビールやエビスビールをはじめ、ビールグッズやおつまみ、お土産品などを販売しています。
赤煉瓦交流館
赤煉瓦交流館(旧倉庫棟)です。
煉瓦及び鉱滓煉瓦造平屋建
建築面積:950平方メートル
延床面積:950平方メートル
赤煉瓦交流館は、建築学的にも貴重なため、保存・活用を特定非営利活動法人門司赤煉瓦倶楽部が行なっています。