北九州市門司麦酒煉瓦館内部
北九州市門司麦酒煉瓦館
所在地:福岡県北九州市門司区大里本町3丁目6番1号
北九州市門司麦酒煉瓦館には、大正浪漫の部屋、昭和・平成の部屋などがあり、それぞれの時代を描く展示物と合わせて見学することができます。
観覧料:大人100円・中学生以下50円
昭和・平成の部屋
浪漫展望室
浪漫展望室にあります星型のスゥイングベルオブジェ。恋人同士でこのベルを鳴らすと願いが叶うとか…。
浪漫展望室の壁の上には、入ることのできない扉があります。当時ここには3階があり展望台として利用されていたと言われています。壁をよく見ると、床のあとが残っています。
階段の手摺
階段の手摺も黒光りしていました。サクラビールの時の名残か、手摺の模様はサクラでした。ぴかぴかに磨かれた階段や手摺には時代と共に、優しさと温かさを感じます。
門司麦酒煉瓦館2階の床梁には、鉄骨を入れて鉱滓煉瓦を積んだ場所があり、特別な構造形式となっています。鉄骨には八幡製鉄所の刻印がみつかりました。
階段の桜マーク
階段には、ケヤキの一枚板が使用されています。また、簓桁(ささらげた)には一本木が使用されており、貴重なものです。復元にあたっては、旧材を再利用しました。しかし、板は曲がり、簓桁はねじれて変形しており、少し上りにくくなっています。また、手摺(てすり)の親柱には、「サクラビール」の象徴である桜の花弁の彫刻が施されています。(現地案内板より)
桜の花びら
階段の親柱には、サクラビールのシンボルである桜の花びらをあしらったデザインが施されています。
サッポロビールの鏡
マントルピース
マントルピース
男は黙ってサッポロビール
ビアグラス
工場の蛇口
この蛇口からビールが出ていたのでしょうか?
麦酒樽
窓からは、赤煉瓦交流館(旧倉庫等)が見えます。大正2年築だそうです。窓からは、関門海峡を行き交う船も見え、港町情緒たっぷりです。