平家の一杯水
めかり観潮遊歩道
所在地:福岡県北九州市門司区
めかり観潮遊歩道に、平家の一杯水と呼ばれる史蹟があります。
平家の一杯水
平家の一杯水は、ノーフォーク広場から観潮遊歩道をめかり神社へ向かっていく途中にあります。
壇之浦の合戦で型と足に矢を受けた平家武将が海に落ち、命がけでこの岸にたどり着き、湧き水を見つけた。武将はその水を飲んで喉の渇きを潤した。夢中で2杯目を口にしたところ、真水が塩水に変わっていたという伝説が残されている。下関側にもあります。(現地案内板より)
産湯井
ここは依然湧き水があったと伝えられ、古くは「産湯井」、壇ノ浦合戦後は「平家の一杯水」と呼ばれ、郷土史等を基に再現したものです。北九州市(現地案内板より)
和布刈神社の南のところに、産湯井というあり。うがやふきあえずの尊(初代神武天皇の父君)の御産湯の井戸なりと伝えられる。海浜の波打ち際にあって、井水は海水より低く、時には藻屑さえ入ることがあるが辛味は少しもないと言われていた。
これを普通に平家の一杯水と云い、源平合戦のとき平家の武士たちは、戦の最中にもこの井戸水を汲みのどを潤したと云われたところから「平家の一杯水」とも云われた。
参考「門司郷土叢書」第8巻 門司の傳説(門司郷土史会 1960)P.588より(現地案内板より)
わが国最初の海底電信線敷設の地
明治5年8月 この地にはじめて、九州(門司雨ヶ窪)に本州(下関前田)約900メートルを結ぶ海底電信電線が陸揚され、九州に電気通信の曙を迎えました。
北九州地域の電話40万突破を記念してこの碑を建立します。
昭和54年3月1日 日本電信電話公社(現地案内板より)