わたせせいぞうのトワイライトクルージング
西海岸1号上屋
所在地:北九州市門司区西海岸一丁目
海峡ドラマシップの道を挟んで向いの建物、西海岸1号上屋の壁面に描かれたわたせせいぞうの絵ですが、現在は解体されていてありません。
鉄筋コンクリート造、2階建の古い建物の壁面に描かれています。わたせせいぞう氏は、地元出身のイラストレーターです。門司港レトロ地区のあちこちでわたせせいぞう氏の絵をみかけます。
この建物は、以前は大連航路の待合所として使われていたそうです。そういえば建物の前に黄色のビットが並んでいます。地面に黄色の物体がみえます。それがビットです。ビットとは、岸壁に船を停める時にロープを巻きつける係船柱のことです。以前はこのあたりは、旧門司港1号岸壁で、大型船も多数係留されていたそうです。
建物の二階の窓が木の枠でできています。このような古い建物の使われず、そのまま放置されていると淋しいですが、このように壁面に絵を描いているだけでなんとなく明るく楽しくなります。
ずっと向こうの方にみえる高い建物は門司港レトロハイマートです。